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mouse K5-I7G50BK-AでYouTube・SNS向けの動画編集を検証するよ

※2024年2月に更新しました。また本ページにはプロモーションが含まれています。

mouse K5-I7G50BK-Aのスペック

インテル Core i7-12650H搭載のノートパソコン「mouse K5-I7G50BK-A」をレビューします。

インテル Alder Lakeシリーズ 10コア16スレッドCPUを搭載したmouse K5-I7G50BK-Aはクリエイティブ性能が格段に高いノートパソコンに仕上がっています。

ここではmouse K5-I7G50BK-AでYouTube・SNS向けの動画編集の検証します。

Core Ultra 7 155HやGeForce RTX 4XXXシリーズ搭載ノートパソコンの購入を検討している方はぜひ参考にご覧ください。

>>動画編集の検証をすぐに見たい方はコチラ

mouse K5-I7G50BK-A

CPU:Core i7-12650H 
メモリ:16GB PC4-25600 
グラフィックス:GeForce RTX 2050 4GB 
ストレージ:M.2 SSD NVMe Gen4 512GB 
液晶モニター:15.6型フルHDノングレア液晶 
重量2.13kg

139800円(税込)

>>公式ページを見る


記事監修者

動画編集者・ビデオグラファー おーとふぉーかす

大阪で映像制作会社を経営する傍ら、BTOパソコンで動画編集を検証するブログ「動画編集パソコン速報」を管理しています。

2017年から年間20台以上、累計100台以上のパソコン検証を実施してレポートしてきました。

PC通販サイトとコラボで動画編集用パソコンの企画や限定クーポンの配布も実施しています。


mouse K5でStable Diffusion Web UI ForgeによるAI画像生成と4K動画編集の検証を動画でまとめています。

ぜひ参考にご視聴ください。

mouse K5-I7G50BK-Aを使ってみた感想

mouse K5-I7G50BK-A の外観

mouse K5-I7G50BK-Aを使ってみた率直な感想です。

15.6インチでノート簡単な動画編集もできるノートパソコンを探しているなら、候補に挙げたいノートパソコンです。

CPUやビデオカードは2世代前のモデルですが、その分値ごろな価格で性能は実用十分です。

第12世代のインテルCPUはPコアとEコアに分かれた最初のAlder Lakeアーキテクチャで、パフォーマンスと消費電力のバランスが良いCPUです。

個人的な感想ですが、第11世代から大きく進化した第12世代のインテルCPUは動画編集において全然現役の性能です。

重量は2kg近いのでノートパソコン本体やや重めですが、前モデルのmouse K5と比べるとACアダプターが軽量になり持ち運びの負担は軽減されています。

軽量さを重視せず、端子類が充実したmouse K5は動画編集において高い満足感を得られるノートパソコンとなっています。

チェック!

マウスコンピューター公式サイト: mouse K5-I7G50BK-A の購入者レビューを確認する

マウス ノートPC 仕様比較

マウスコンピューターにはクリエイター向けのDAIVシリーズがあります。

mouse K5-I7G50BK-Aはマウスコンピューター一般用ノートパソコンに含まれているので、これから動画編集を始める方はマウスコンピューターや他社のクリエイター用ノートパソコンから選んだほうが良いのか悩むかもしれません。

結論から先に言うと、mouse K5-I7G50BK-Aで問題なく動画編集をするができます。

最新のmouse K5-I7G50BK-Aは動画編集に利用するためのスペックを十分備え、さらにsRGB比 100%の広色域パネルを搭載しています。

mouse K5-I7G50BK-Aのモニターの色再現性は画像や動画の編集にも十分な性能があります。

マウスコンピューター ノートPC スペック比較

mouse K5-I7G50BK-A DAIV R4-I7G50WT-B
CPU:Core i7-12650H(10コア16スレッド)
グラフィックス:GeForce RTX 2050 Laptop GPU 4GB
メモリ:16GB DDR5-4800
起動ディスク:M.2 SSD NVMe Gen4 500GB
重量:2.13kg
モニター:フルHD ノングレア 15.6型液晶
動作時間:8.5時間
CPU:Core i7-13620H(10コア16スレッド)
グラフィックス:GeForce RTX 4050 Laptop GPU 6GB
メモリ:16GB DDR5-4800
起動ディスク:M.2 SSD NVMe Gen4 500GB
重量:1.41kg
モニター:フルHD ノングレア 14型液晶
動作時間:11.5時間
149800円(税込) 199800円(税込)

※販売価格は2024年12月調べです

両者を比較してみると液晶ディスプレイの大きさにおいてmouse K5-I7G50BK-Aが優れており、価格もmouse K5-I7G50BK-Aのほうが安価です。

グラフィックカードはDAIV R4-I7G50WT-Bのほうが最新のGeForce RTX 4050 Laptop GPUを備えているので、本格的な動画編集ならDAIV R4-I7G50WT-Bのほうが良いでしょう。

チェック

マウスコンピューター公式サイト:DAIV R4-I7G50WT-Bの購入者レビューを確認する

動作時間はmouse K5-I7G50BK-Aのほうが2時間ほど短く、ACアダプターを使わずに持ち運ぶならDAIV R4-I7G50WT-Bに優位性があります。

動画編集で使う場合パフォーマンスが落ちないようACアダプターを必ず使うのであまり気にしなくても良いですが、ACアダプターを持ち運びたくない方はDAIV R4-I7G50WT-Bのほうが使い勝手が良いでしょう。

価格差は約5万円ほどです

mouse K5-I7G50BK-Aはクリエイター用ノートパソコンに比べると低価格、ビジネス用ノートパソコンと比べるとグラフィック性能が高いノートパソコンです。

低価格なノートパソコンで動画編集を挑戦したい方にピッタリの製品です。

ちなみにマウスコンピューターは標準的に3年間のセンドバック修理保証が付いています。

長期的に使うパソコンなら充実した保証サービスのある国内メーカーで手に入れたいですよね。

>>マウスコンピューターの3年間の無償保証期間について

1mouse K5-I7G50BK-AのCPUはどんな性能か?

mouse K5-I7G50BK-A

mouse K5-I7G50BK-AのCPUはインテルのCore i7-12650Hで10コア16スレッドです。

定格クロック数が3.50GHz、ブーストクロック時が4.70GHzです。

CPUには内蔵GPU(Intel UHD Graphics for 12th)も搭載されており、ビデオカードがなくても映像処理ができる性能です。

Core i7-13700H/Core Ultra 7 155H/Apple M2 Pro 12コア/Core i7-12650H ベンチマーク比較 参考:PassMark

第13世代のモバイルCPU Core i7-13700Hや最新のCore Ultra 7 155Hのベンチマークスコアを比較してみましょう。

ゲーミングノートやクリエイターノートのハイエンドモデルに搭載されている第13世代 Core i7-13700Hの4000ポイントほど下回るスコアです。

一方、AI対応CPUのCore Ultra 7 155Hとの差は2500ポイントほどの差です。

Core i7-13700H/Core i7 Core Ultra 7 155H/Apple M2 Pro 12コア/Ryzen 7 PRO 8840HS シングルスレッド比較 参考:PassMark

一方でシングルスレッド性能比較ではインテルCPUの世代間の性能差はあまり大きく出ていません。

シングルスレッドスコアではAppleのM2 Pro 12コアがベンチマークスコアで優れており、Core Ultra 7 155Hのスコアはやや見劣りします。

大きな性能差がなければ、価格が安価な前世代のCPUは非常に魅力的でしょう。

mouse K5-I7G50BK-Aは10万円前半で購入できるコストパフォーマンスが高いノートパソコンと言えるのではないでしょうか。

2mouse K5-I7G50BK-AのRTX 2050のベンチマークスコア

mouse K5-I7G50BK-AのグラフィックカードはGeForce RTX 2050 Laptop GPUを搭載しています。

デスクトップPC版のビデオカードではもう販売終了となったRTX 2XXXシリーズのノートPC用ビデオカードです。
2023年に発売された最新モデルのRTX 4XXXシリーズとベンチマークスコアを比較してみましょう。

GeForce RTX 2050 Laptop GPU 性能比較 参考:PassMark

PassMarkで確認できるベンチマークスコア比較表を見ると、GeForce RTX 2050 Laptop GPUの性能はGeForce RTX 4050 Laptop GPUのおよそ半分の値です。

一方で前モデルのmouse K5のビデオカード GeForce MX550と比較すると約50%高いスコアになっています。

映像処理性能はかなり高くなっていることが予想できます。

PCMARK10でmouse K5-I7G50BK-Aのベンチマークを計測 画像拡大

Blackmagic RAW Speed Testでmouse K5-I7G50BK-Aのベンチマークを計測 画像拡大

PCMARK10でmouse K5-I7G50BK-Aのベンチマークを計測してみると総合スコアは5877となりました。
その他のスコアは以下の通りです。

Digital Content Creation:6978
Photo Editing Score:8495
Rendering and Visualization Score:9470
Video Editing Score:4225

またDaVinci Resolve 18のBlackmagic RAW Speed TestでDAIV R4-I7G50WT-BのRAWデータ編集の適応度をベンチマークを計測してみました。

CPUは BRAW 12:1設定で8K30Pまで対応でき、グラフィックス(CUDA)は画質設定次第で8K50Pまで対応できるという結果が出ています。

3mouse K5-I7G50BK-Aのストレージ(起動ディスク)の読み書き性能

mouse K5-I7G50BK-Aの外観

mouse K5-I7G50BK-Aは16GBメモリ搭載で、購入時のカスタマイズでは最大64GBまでアップグレード可能です。

またmouse K5-I7G50BK-AはDDR5-4800(PC5-38400)の高帯域幅のメモリが標準搭載しています。

シンプルな動画編集ならメモリは標準仕様の16GBで全く問題ありません。

またmouse K5-I7G50BK-Aの起動ディスクはPCIe Gen 4のM.2 SSDが採用されています。

mouse K5-I7G50BK-AのSSD 読み書き速度

CrystalDiskMarkでmouse K5-I7G50BK-AのM.2 SSDの読み書き速度を調べてみました。

Cドライブに搭載のM.2 SSD NVMe の読み込み速度(シーケンシャルリード)は3613MB/s、書き出し速度(シーケンシャルライト)は3096MB/sという結果となりました。

ランダムリードは456K、ランダムライトは624Kです。

容量も500GBあるのでこのままでも十分ですが、有料オプションで1TB容量に交換することも可能です。

SSDの性能も動画編集で影響が大きいので、予算があるならアップグレードしておきましょう。

4mouse K5-I7G50BK-Aの外観

mouse K5-I7G50BK-Aの外観と端子をチェックします。

インターフェース(接続端子)

mouse K5-I7G50BK-Aの右側面

mouse K5-I7G50BK-Aの右側面です。

上の左側面の写真の左からマイクロSDカードリーダー、USB Type-C (USB3.1 / 10Gbps対応)、LANポートが並びます。

mouse K5-I7G50BK-Aの左側面

左側面には右からヘッドホン出力・ヘッドセット用端子(4極)、マイク入力端子、USB Type-A(USB2.0)、USB Type-A(USB3.0)が備わっています。

mouse K5-I7G50BK-Aの背面部

mouse K5-I7G50BK-Aの背面にはUSB Type-C(USB3.1)、Mini DisplayPort端子とHDMI端子があります。厚さは接地面から28mmほどです。

mouse K5-I7G50BK-Aの厚さ

mouse K5-I7G50BK-Aの本体サイズは36.1 × 24.1cmで、薄い部分は接地面から25mm程になります。

ビデオカードを搭載しているノートパソコンにしては標準的厚さです。

15.6インチで2.13kgは決して軽い方ではありません。

mouse K5-I7G50BK-AのACアダプター

さらにmouse K5-I7G50BK-AのACアダプターは480gです。

ノートパソコン本体と合わせると2.5kgを超えるので、持ち運びの重さはある程度覚悟したほうが良いかもしれませんね。

液晶ディスプレイ

mouse K5-I7G50BK-Aの液晶モニター

mouse K5-I7G50BK-Aの液晶ディスプレイは1920×1080のフルHDノングレア液晶でsRGB比 100%の色域です。

リフレッシュレートは144Hzと60Hzの二択でゲーム用途にも十分使えます。

mouse K5-I7G50BK-Aの液晶モニターのベゼル底部(左)と縦横の縁サイズを計測(右)

mouse K5-I7G50BK-Aのベゼル(縁)は、縦は10.0mm、横は7.0mmで隅々まで画面が広がっています。(上の写真右)

画面下の方の間隔は26.0mmほど。広々とした15.6型の液晶ディスプレイです。

mouse K5-I7G50BK-Aの液晶モニターはHDR対応

また、mouse K5-I7G50BK-Aの液晶モニターはHDR(ハイダイナミックレンジ)に対応しているので、HDR ビデオコンテンツを再生するときに「HDRオン」にすると、広い階調で色潰れのない美しい映像を視聴できます。

初期設定ではオフになっているので、HDRコンテンツを視聴する時はぜひ活用しましょう。

キーボード

mouse K5-I7G50BK-Aのキー配列

mouse K5-I7G50BK-Aのキーボードはテンキー付きの日本語配列キーボードでバックライトも備わっており、暗がりでもキーを正確に打てます。

Control Centerというアプリケーションで明るさを調節することもできます。

mouse K5-I7G50BK-Aのキーピッチ

キーピッチは19mmで、キーストロークは約1.8mmです。

カーソルキーはやや小さく多少扱いにくさを感じますが、動画編集者にとってテンキーを備えている点は魅力です。

DeleteキーとBackSpaceキーが並んでいるのは使いやすいですね。

mouse K5-I7G50BK-Aのキーストロークは1.8mm

キーストロークは1.8mmでやや深めとなっています。

画像生成AI Stable Diffusionを実施

画像拡大 プロンプト引用元:CIVIT AI

mouse K5-I7G50BK-AにStable Diffusion web UI Forgeをインストールして、AIによる画像生成を検証してみました。

NVIDIAのグラフィックカード GeForce RTX 2050でどの程度のAI画像処理ができるでしょうか?

Stable Diffusionの設定は以下になります。

model Beautiful Realistic Asians Sampling Steps 25
Sampling method DPM++ 2M SDE Batch counnt 6
Width/Height 768/1024 Batch size 1

モデルはCIVITAIのBeautiful Realistic Asians V7を利用しました。

設定値やプロンプトはサンプル通りにしています。

mouse K5-I7G50BK-AによるStable Diffusion 画像出力に要した時間

この設定値で出力に要した時間は1枚約59秒、6枚で6分程となりました。

マウスコンピューター DAIV 最新のビデオカードを搭載したノートパソコンに比べると生成時間はかかりますが、実用十分な範囲で高品質なAI生成画像を得ることができます。

>>出力した画像の拡大写真

mouse K5-I7G50BK-AはAI画像生成で十分な性能を持っていると言えるでしょう。

mouse K5-I7G50BK-Aで動画編集を検証

動画編集の検証で利用したLUMIX GH6

それでは次にmouse K5-I7G50BK-Aで動画編集を検証してみます。
撮影に使用するカメラはiPhoneとPanasonic LUMIX GH6です。記録方式は以下になります。

使用した映像データ

✅iPhone:Full HD(1080×1920)29.97P
✅LUMIX GH6:4K-UHD(3840×2160)29.97P 4:2:2 10bit(MOV)

レンダラーでMercury Playback Engine – GPU 高速処理(CUDA)を選ぶ

Premiere Proのプロジェクト設定「一般」ではレンダラーを選べます。

ビデオカードのドライバー(NVIDIA Driver)が最新のものであれば、Mercury Playback Engine – GPU 高速処理(CUDA)を選べるはずです。

ここでOpenCLを選ぶとCPU内蔵GPUメインで映像処理を行うことになります。

環境設定⇒「メディア」の赤枠にすべてチェックを入れる

Premiere Proの環境設定の「メディア」タブを選択し、上の画像の赤枠部分にすべてチェックを入れて、ハードウェアデコーディング・エンコーディングが実行できるようになっているかチェックします。(標準設定で全てチェックが入っているはずです)

Premiere Proのコマ落ちインジケーターを表示し、動画編集のプレビュー実施時のコマ落ち(プレビューのカクつき)の有無を確認してみましょう。

検証ではACアダプターによる電源供給時の運用と、内蔵バッテリー使用時で動画編集のパフォーマンスの違いも比較しています。

Full HD 30P 420 10bit 編集 ACアダプターあり

mouse K5-I7G50BK-AでFull HD 30P 420 10bit 動画編集 画像を拡大

それではmouse K5-I7G50BK-AでFull HD 30P 420 10bitの撮影素材を使った編集を行ってみます。
iPhoneで撮影したFull-HD(1080×1920)30P 4:2:0 10bitでカット編集・テロップ・BGMを挿入します。

再生中のCPU使用率は13%前後を推移し、内蔵GPU(インテル UHD グラフィックス)の使用率は20%前後を推移。
GeForce RTX 2050の使用率はプレビュー直後32%前後で推移します。

コマ落ちインジケーターで0フレームのコマ落ち

1分32秒のシーケンスをフル画質設定で最初から最後まで再生すると、コマ落ちインジケーターでは0フレームのコマ落ちとなりました。
Full HD 30P 420 10bitのSNS・YouTubeショート用動画編集は余裕で実施可能です。

Full HD 30P 420 10bit 編集 ACアダプターなし

mouse K5-I7G50BK-Aで4K60P 420 10bit 編集 画像を拡大

それでは次にACアダプターを外し、内蔵バッテリーで検証します。

再生中のCPU使用率は16%前後を推移し、内蔵GPUの使用率は100%前後まで乱高下して推移。
GeForce RTX 2050の使用率はやや減少し23%前後で推移します。

とはいえフルHD画質の編集はこれでも余裕があり、プレビュー中のカクつきは全く生じません。

コマ落ちインジケーターで3フレームのコマ落ち

1分12秒のシーケンスをフル画質設定で最初から最後まで再生すると、コマ落ちインジケーターでは3フレームのコマ落ちとなりました。
mouse K5-I7G50BK-AはSNS・YouTube用の動画製作でACアダプターの有無にかかわらず非常に快適に編集作業を進めることができます。

4K30P 動画編集 (ACアダプターあり)

mouse K5-I7G50BK-AでGH6 4K30P 編集 ACアダプターあり 画像を拡大

次に4K動画編集の検証です。ACアダプターを接続した状態で4K30Pのカット編集を行います。

LUMIX GH6のMOV LongGOP 4K29.97p 422 10bit 150Mbps HLGを使って、カット編集・字幕・BGM追加・カラーグレーディングを実施して再生します。

CPUの使用率は42%前後で推移し、内蔵GPUは11%、GeForce RTX 2050は92%前後を推移します。

メモリ消費量は13.9GB(89%)と高いため、mouse K5-I7G50BK-Aで4K動画編集する場合は32GBのメモリ容量アップが推奨です。

コマ落ちインジケーターで94フレームのコマ落ち

3分3秒のシーケンスをフル画質設定で最初から最後まで再生すると、コマ落ちインジケーターでは94フレームのコマ落ちとなりました。

プレビューも快適でほとんどカクつくこともありません。

4K30P 4:2:2 10bitの1トラック編集では問題なく実施可能です。

4K30P 動画編集 (ACアダプターなし)

mouse K5-I7G50BK-Aで4K30P 編集 ACアダプターなし 画像を拡大

次にACアダプターによる電源供給がない状態(内蔵バッテリーで運用)で同じ編集データをプレビューします。

この時のCPUの使用率は52%前後で推移し、内蔵GPUは7%、GeForce RTX 2050は62%前後を推移します。

内蔵バッテリーで運用するとGPU使用率が30%近く低下しています。

コマ落ちインジケーターで540フレームのコマ落ち

3分03秒を最初から最後まで再生したときに発生したコマ落ちフレームは540フレームとなりました。

コマ落ちはやや増加していますが、特に問題なく動画編集できます。

mouse K5-I7G50BK-AによるGH6の4K30P 10bit動画編集もACアダプターの有無に関わらず快適に進めることができるでしょう。

4K-UHD⇒4K-UHD書き出し

mouse K5-I7G50BK-Aで4K60P 422 10bit 書き出し 画像を拡大

次にmouse K5-I7G50BK-AとPremiere Proで書き出しテストを実施します。

書き出したのはMOV LongGOP 4K59.94p 422 10bit の編集したシーケンスです。

書き出し設定は4K60Pシーケンス(3分03秒)からH.264の4K60P(UHD 3840×2160)、ターゲットビットレートは50MbpsのVBR 1パス。

ソフトウェアエンコーディングとハードウェアエンコーディングでそれぞれ書き出し時間を計測します。

書き出し時間はそれぞれ以下のようになりました。

4K-UHD書き出し(3分03秒の動画)

ソフトウェアエンコーディング 8分22秒
ハードウェアエンコーディング 7分25秒

ソフトウェアエンコーディング時

ハードウェアエンコーディング時

書き出し時のCPUやGPUの使用率もチェックしてみました。
ソフトウェアエンコーディングではCPUの使用率が100%前後で推移し、内蔵GPUは7%前後で推移します。

GeForce RTX 2050の使用率は常時2%でほとんど働いていません。

続いてハードウェアエンコーディングではCPUの使用率が31%前後で推移し、内蔵GPUは1%前後、GeForce RTX 2050の使用率は97%前後で推移します。

mouse K5-I7G50BK-Aではハードウェアエンコーディングの書き出し時、CPU使用率は下がりGeForce RTX 2050がフル活動しているのがわかります。

mouse K5-I7G50BK-Aの4K ⇒ 4K書き出し時間はハードウェアエンコーディングを使っても書き出し時間の短縮はわずかです。

ビデオカードのGeForce RTX 2050はエンコーディングで過度な期待はしないほうが良さそうです。

まとめ mouse K5-I7G50BK-Aはこんな人におすすめ

mouse K5-I7G50BK-A

mouse K5-I7G50BK-AとPremiere ProでLUMIX GH6の4K撮影素材を使った動画編集を検証し、格段にパフォーマンスアップしたノートパソコンであることを実感しました。

こんな人にオススメ

✅動画編集を低価格なノートパソコンで実現したい方
✅持ち運ぶ機会が少ない方
✅広めのモニターで作業したい方

マウスコンピューター mouse K5-I7G50BK-Aは購入時のカスタマイズでメモリとSSDの増強が可能です。

3年間の修理保証がついたマウスコンピューターの保証サービスで安心してモリモリスペックのノートパソコンをフル活用しましょう!

mouse K5-I7G50BK-A

CPU:Core i7-12650H 
メモリ:16GB PC4-25600 
グラフィックス:GeForce RTX 2050 4GB 
ストレージ:M.2 SSD NVMe Gen4 512GB 
液晶モニター:15.6型フルHDノングレア液晶 
重量2.13kg

139800円(税込)

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