※2024年9月に更新しました。また本ページにはプロモーションが含まれています。
2020年の年末から21年の年始にかけて、特に売れていたのがRTX3060 Tiです。
この記事を書いている時点ではマイニング性能を制限した新しいGeForce RTX3060 Tiが登場し、BTOパソコンには搭載モデルを見かけるようになっています。
しかしビデオカード単品(オリジナルファンモデル)では10万円前後の販売価格まで高騰しており、入手に躊躇するかもしれません。
ここではGeForce RTX 3060 Ti搭載パソコンで動画編集をしたい、という方に向けてRTX 3060 Tiの情報を集めてみました。
目次
この動画ではRTX 3060とRTX 3060 Tiで「サイバーパンク」プレイ中のフレームレートを比較しています。
参考になるのでご視聴ください。
GeForce RTX3060 Tiの主な仕様
まずはRTX3060 Tiの主な仕様を改めて確認してみましょう。
RTX 3060 TiはNVIDIAの新世代グラフィックスカードの1つで、前の世代との大きな違いとしては製造プロセスが12nmから8nmになった点でしょう。
他にもレイトレーシング用のRTコアや、DLSSといったディープラーニング用のコアも世代が進んでいます。
性能の比較を言えば、1つ前の世代と比べると最大で40%ほどの違いがあるようです。
それでいてRTX3060 TiはRTX 30シリーズの中だと、ミドルクラスという位置づけになっているので、まだ価格的には手が出しやすい製品のはずです。(今は高騰していますが..)
NVIDIAのAmpereモデルとして、これまでは3090、3080、3070というシリーズがあり、この下に位置づけられるのがRTX3060 Tiです。
上位機種であるRTX 3070よりは各コア数やクロック数、消費電力は落ちています。
ですがVRAMは同様の8GBとなっていますし、価格もかなり下げられているのでスペックと価格の面でコストパフォマンスの良いグラフィックスカードです。
RTX3060 Tiで動画編集をするとなると、気になるのが書き出し時間などのベンチマークでしょう。
ベンチマークサイトを見てみると、ほぼ上位機種である3070と変わりません。
G3Dのベンチマークの値こそ差があるものの、ビデオメモリ量も同じです。
ちなみに消費電力で言えば、かなり上位モデルよりも低くなっているのも魅力の一つです。
RTX 3060 TiとRTX 2060 SUPERとの比較
RTX3060 Tiで動画編集をしようと考えている人の中には、同価格帯であるRTX 2060 SUPERと悩んでいるケースもあるでしょう。
この2つを比較すると、最も大きいのがRTX3060 Tiが最新のグラフィックスカードなのに対して、RTX 2060 SUPERは1つ前の世代になる点です。
ただRTX 2060 SUPERは、前の世代のハイエンドモデル下位種になります。
ミドルレンジ向けのRTX3060 Tiよりも、スペックが高そうに感じるかもしれません。
ですが実際のスペックを考えてみると、RTX3060 Tiの方がほぼすべての部分で上回っているといえるでしょう。
特にRTコアやTensorコアなどが第2世代から第3世代に変わっているのが、大きな違いになります。
スペック上で見る限り、消費電力くらいしかRTX 2060 SUPERが上回っている点がありません。
実際にベンチマークの数字を見ると、RTX3060 Tiの方がどのテスト結果でも30%程度は上回っているのがわかります。
数値的に見ると、RTX 2060 SUPERの上位機種となる2080よりも若干上回っているほどです。
それでいて価格帯としては同じ程度になっていますので、余程の理由がなければRTX3060 Tiを購入した方がいいでしょう。
逆に言えばRTX3060 Tiはスペックや性能面と、価格面でのバランスが非常に優れているのが特徴です。
RTX 3060 Tiのメリット・デメリット
最後にRTX3060 Tiで動画編集をする、メリットとデメリットを確認します。
やはりメリットとして大きいのは、価格帯の割にスペックが高い点です。
1つ前の世代のハイエンドになるRTX 2080 SUPERと、ほぼ同じか若干上回る程度の性能があり、さらに価格的に見れば約半額程度になっています。
そのためコストパフォーマンスという点では、圧倒的に優れているのがRTX3060と言えます。
消費電力も少なめになっていますし、使いやすい小型ボードのタイプなどもあります。
そのため全般的に非常に優れたグラフィックスカードです。
デメリットは人気がありすぎて入手がしにくい点でした。
先述したように2020年の年末から21年の年始にかけて、PCショップではどのお店も在庫がなくなったほどの人気です。
マイニング需要や半導体不足がやや落ち着きを取り戻し始めたので、そろそろ手に入りやすくなってきています。
RTX 40XX発売を控え、さらにお買い得になる可能性があるので狙い目と言えます。
RTX 3060 Ti 搭載おすすめパソコン4選
パソコンショップではRTX 3060 Ti を搭載した動画編集向けのパソコンをBTOパソコンショップから3つ選んでピックアップしてみました。
RTX3060 Ti は非常にコストパフォマンスの良いグラフィックカードなので、4K動画の編集も視野に入れている人におすすめです。
マウスコンピューターのRTX 4060 搭載パソコン
マウスコンピューターではRTX3060 Ti搭載パソコンの販売を終了し、後継モデルとしてRTX 4060・4060 Ti搭載PCがリリースしています
NEXTGEAR JG-A5G60
CPU:Ryzen 5 4500グラフィックス:GeForce RTX 4060 8GB
メモリ:16GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe 1TB
134800円(税込)
当サイト限定販売でお買い得です。
※オプションでLEDケースファンを搭載できます
G-Tune DG-I5G60
CPU:インテル Core i5-14400Fメモリ:16GB PC5-38400
グラフィックス:GeForce RTX 4060 8GB
起動ディスク:M.2 SSD NVMe Gen4 500GB
保存ディスク:HDD 2TB
空冷CPUクーラー・DVDドライブ標準搭載
電源:750W
199800円(税込)
レノボのRTX 4060 搭載動画編集向けパソコン
Lenovo Legion Tower 5i Gen 8 カスタマイズモデル
CPU:Core i7-14700KFグラフィックス:GeForce RTX 4060 8GB GDDR6
メモリ:16GB DDR5-5600MHz
ストレージ:M.2 SSD NVMe Gen4 512GB
160490円(税込)
ドスパラのRTX 4060 搭載動画編集用パソコン
ドスパラはRTX3060 Ti搭載パソコンの販売を終了し、後継モデルとしてRTX 4060・4060 Ti搭載PCがリリースしています
raytrek スリープフリークス監修 DTMモデル
CPU:Core i7-14700Fグラフィックス:GeForce RTX 4060 8GB
メモリ:32GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe Gen4 2TB
204980円(税込)