※2024年12月に更新しました。また本ページにはプロモーションが含まれています。
最近のミラーレス一眼カメラは動画も写真もハイクオリティに撮れるので、動画も写真も両方撮られる方が増えています。
RAW現像と動画編集はどちらも低スペックのパソコンでは満足に編集作業が出来ません。
一眼カメラを購入したら次に欲しくなるのが性能の良いパソコンになるでしょう。
カメラを購入してからパソコンを用意するなら、オススメは動画編集とRAW現像のどちらもできるパソコンです。
パソコンショップでRAW現像+動画編集向けのパソコンを購入する場合、注意するべきポイントはあるのでしょうか?
ここではパソコンショップでカメラ購入後にパソコンを買う場合に知っておきたいポイントとオススメのパソコンを10種紹介します。
この動画で動画編集向けパソコンの失敗しない選び方を解説したので、ぜひ視聴してみて下さい。
RAW現像に必要なパソコンスペックとは
RAWデータは、一般的な写真ファイルであるJPEGよりもかなり大きなデータサイズとなります。
カメラのセンサーが読み取った全ての情報をそっくりそのまま保存しており、後々に過度な画像編集を行ってもキレイな写真に仕上がるという特徴があります。
ただし、RAWデータのままでは画像を表示できませんので、RAW現像用のソフトを使って現像(JPEGに変換)する必要があります。
RAW現像用ソフトは色々ありますが、主に以下の5種類のソフトがプロのフォトグラファーに人気のRAW現像ソフトになっています。
RAW現像ソフトそれぞれの推奨環境を一覧にしてみましたよ。
Adobe Lightroom CC | 64bitをサポートする、クロック数 2GHz以上のCPU メモリ8GB 以上(16 GB 以上を推奨) ハードディスク容量2GB以上 NVIDIA:DirectX 12 をサポートする GPU 詳細はAodbe公式 Adobe Lightroom CC 仕様環境へ |
Adobe Lightroom classic CC | 64bitをサポートする、クロック数 2GHz以上のCPU メモリ8GB 以上(16 GB 以上を推奨) 2 GB 以上の空き容量のあるハードディスク DirectX 12をサポートするGPU 2GB 以上の Videoメモリ(4 GB を推奨、4K や 5K などの大型で高解像度のモニター向け) 使用環境の詳細はこちら |
Adobe Photoshop CC | 64bitをサポートする、クロック数 2GHz以上のCPU 8 GB 以上の RAM(16 GB を推奨) 4 GB 以上の空き容量のあるハードディスク DirectX 12 対応のGPU ビデオメモリは2GB以上、4GB推奨 使用環境の詳細はこちら |
Silkypix Developer Studio | 64bitをサポートする、Intel Core 2 Duo 以上 または AMD Athlon 64 X2 以上のCPU 4GB以上のRAM(8GB以上推奨) DirectX 10 以上に対応のGPU ビデオメモリは4GB以上、8GB推奨 10GB以上の空き容量のあるハードディスク 使用環境の詳細はこちら |
Capture One 11 | 2コアの CPU(4コア以上を推奨) 8GB以上のシステムメモリー 10GB以上のHDD空き容量 ビデオメモリが2GB以上のGPU、マルチモニタで4GB~推奨 使用環境の詳細はこちら |
RAW現像ソフトはどれもメモリの指定とHDDの空き容量について記載しておりますが、グラフィックカードに細かな指定がないのが特徴的です。
DirectXに対応したグラフィックカードであれば問題ありません。
このため新しいパソコンを購入するなら、10万円以内のパソコンでも使用環境を十分にクリアしたスペックになるでしょう。
しかし、ソフトウェアの公式HPで提示される使用環境は最低限のPCスペックです。
たとえば3000万画素以上の高画素のカメラを使って撮影するならRAWデータも大きくなるので、Core i7くらいの性能は欲しいところです。
また、Lightroom Classic CCはメモリの消費量が大きいので、Lightroom Classic CCを使うならメモリは最低でも16GBはあった方が安心です。
16GBのメモリ量があれば、フルHD解像度の動画編集も十分できるので、動画編集とRAW現像のどちらもやりたい方は16GBがオススメです。
またRAWデータを保存できるよう、十分な空きスペースを確保する必要もあります。
動画編集に必要なパソコンスペック
動画編集をしていくときのパソコンのスペックは、「どれくらいの画質の動画を編集していきたいか?」によって必要なスペックが決まってきます。
パソコンのスペックを決める上で重要なCPUは年々性能アップしており、フルHD動画程度の編集を考えているなら、Core i5でもストレス無く動画編集が出来ます。
4K動画を編集していきたいときには、Core i7以上を選べば問題ありません。
メモリは動画編集の際には、16GBあればなんとかなるでしょう。
基本的にはRAW現像よりも動画編集のほうがPCスペックを要するので、動画編集の必要条件を満たしていればRAW現像も十分対応できます。
動画編集ではストレージ(HDD)の読み書き速度が作業性に大きく影響するので、SSDを搭載したパソコンを選ぶのが良いとされています。
SSDはRAW現像でも有効的です。
予算に合わせてなるべく容量の大きなSSDを搭載したパソコンを選ぶのがオススメです。
写真と動画どちらもやるなら液晶モニターにこだわるべき
「RAW現像と動画編集のどちらもやりたい」となると、ついついパソコンにばかり目がいきがちです。
RAW現像と動画編集の両方をやるなら、パソコンのモニターにもこだわる必要があるでしょう。
RAW現像と動画編集はどちらも高度な色再現性が要求されます。
安価な液晶モニターだと細かな色調整が出来ず、液晶モニターとプリントアウトした写真の色が全然違うということにもなりかねません。
また液晶モニターは経年劣化で色が徐々に変化します。
RAW現像や動画編集向けの液晶モニターは色が変化した液晶画面を工場出荷時に戻すことができる色調整機能(セルフキャリブレーション機能)を持っています。
同時購入は無理でも、将来的にはRAW現像・動画制作向けの専用ディスプレイを使うことを想定しながらパソコンを選ぶ必要があるでしょう。
セルフキャリブレーション機能を持った専用ディスプレイの多くはDisplayPortケーブルで接続することで性能を発揮します。
そのためパソコン側にもDisplayPortで画像・映像を出力できるグラフィックス性能が必要になります。
ハイエンドとまでいかなくてもエントリー~ミドルクラスのグラフィックカードを搭載したパソコンを選んでおいたほうが良いのではないでしょうか。
BTOパソコンショップのRAW現像おすすめパソコン
RAW現像や動画編集用のパソコンを買うならBTOパソコンショップがおススメです。
予算に合わせてCPUやメモリ量、ストレージ容量を決めることが出来て、お値段納得のパソコンを手に入れることができます。
またお値段もお手頃なPCが多いのも魅力ですね!
RAW現像用のおすすめノート。動画編集もできる!mouse K5-I7GM5BK-A
mouse K5-I7GM5BK-Aは、RAW現像を外出先でしたいときにおすすめのノートパソコンです。
高性能なマシンが要求される作業を、屋内・屋外のどちらでも快適に行なっていけるパソコンです。
CPUにはインテル Core i7-16750Hが搭載されており、負荷の掛かる作業をサクサクこなしていけます。
第12世代のCore i7でコア数は10コア。RAW現像はもちろんライトな動画編集もできます。
グラフィックカードにはGeForce MX550と、アクセラレーターとしてインテル UHD グラフィックスが採用されています。
エントリークラスのグラフィックカードですが、動画の圧縮などCPUに負荷がかかる作業を補助してくれます。
メモリは16GBが標準で搭載されており、最大で32GBまで拡張できるので、RAW現像の時に力不足を感じた時点でメモリを増やすのがオススメです。
メインストレージがSSD 512GBで容量は十分とは言えませんが、外付けHDDを活用すれば問題ないでしょう。
マウスコンピューターのRAW現像+ライトな動画編集向けパソコン
低価格重視の方向けのクリエイターパソコンです。
RAW現像重視の初心者には最適です。
mouse K5-I7G50BK-A
CPU:Core i7-12650Hメモリ:16GB PC4-25600
グラフィックス:GeForce RTX 2050 4GB
ストレージ:M.2 SSD NVMe Gen4 512GB
液晶モニター:15.6型フルHDノングレア液晶
重量2.13kg
149800円(税込)
マウスコンピューターと当サイトのコラボ企画のパソコンでお買い得です。
mouse K5-I7GM5BK-A
CPU:Core i7-12650Hメモリ:16GB PC4-25600
グラフィックス:GeForce MX550 / インテル UHD グラフィックス
ストレージ:M.2 SSD NVMe 512GB
液晶モニター:15.6型 フルHDノングレア液晶
132800円(税込)
>>販売終了しました
動画共有サイト・SNS発信用の動画をガンガン作りたい方はコレ!
DAIV FX-I5G1Bは、YouTube用の動画をガンガン制作していく方向けに構成されたマウスコンピューターのデスクトップパソコンです。
CPUには第13世代Core i5-13400Fを搭載し、動画編集にも十分対応できます。
またグラフィックカードには4GBのビデオメモリとなるGeForce GTX1650が搭載されております。
SSD+HDDの大容量デュアルストレージで画像データ・動画データを保存するにも余裕があります。
動画共有サイト・SNS発信向け動画編集用デスクトップパソコン
当サイト限定販売でお買い得です。
※オプションでLEDケースファンを搭載できます
G-Tune DG-I5G60
CPU:インテル Core i5-14400Fメモリ:16GB PC5-38400
グラフィックス:GeForce RTX 4060 8GB
起動ディスク:M.2 SSD NVMe Gen4 500GB
保存ディスク:HDD 2TB
空冷CPUクーラー・DVDドライブ標準搭載
電源:750W
199800円(税込)
ドスパラの画像編集向けノートパソコン
ドスパラ ノート GALLERIA XL7C-R45-5は、高性能・軽量なノートパソコンです。
液晶画面は15.6インチで、最新モデルでは2.0キロと標準的な重さです。
これならRAW現像を外出先でする時に、パソコンを持ち運べないことはありません。
CPUは14コア20スレッドのインテル Core i7-13700Hが搭載されています。
高画質なRAW現像をパワフルに行なっていけるだけの処理速度を持っています。
メモリも16GBと十分な容量です。外付けのSSDを併用するとRAW現像作業が快適です。
GALLERIA XL7C-R45-5
CPU:インテル Core i7-13700Hグラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 4050 6GB
メモリ:16GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe 500GB Gen4
液晶モニター:15.6型フルHDノングレア液晶
177980円(税込)
※12月4日時点の価格です。最新の価格は公式ページをご確認下さい。
ドスパラ RAW画像編集+動画編集向けおすすめデスクトップパソコン
ドスパラのデスクトップパソコンでRAW現像と動画編集向けを探すならGALLERIA RM5C-R46Tがオススメです。
プロセッサにはCore i5-14400Fでメモリは16GBです。
グラフィックカードはGeForce RTX 4060 Ti 8GBを搭載し、グラフィック処理を行います。
ストレージは読込速度が速いM.2 SSD NVMe 500GBのSSDという構成です。
1TBほどの大容量ハードディスクが付いていると、容量不足を心配せずにパソコンに保存していけるので購入時にアップグレードするのがおススメです。
動画共有サイト・SNS発信向け動画編集用デスクトップパソコン
SSD+HDDの大容量デュアルストレージにすることで画像データ・動画データを保存するにも余裕があります。
GALLERIA RM5C-R46T
CPU:Core i5-14400Fグラフィックス:GeForce RTX 4060 Ti 8GB
メモリ:16GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe Gen4 500GB
192980円(税込)
※12月4日時点の価格です。最新の価格は公式ページをご確認下さい
レノボのRAW現像+動画編集おすすめノート
使いやすいシンプルなパソコンが、ここで紹介するレノボのクリエイター向けノートパソコンです。
インテル Core i7-13650Hを搭載しているため、動画編集やRAW現像をバリバリこなしていけます。
このモデルに搭載されている第13世代インテル Core i7プロセッサーは、14コア20スレッドとなっています。
いくつかのCPUに負荷が掛かるような作業でも、これだけのコア数が用意されていると問題なくこなしていけるでしょう。
ストレージはM.2 SSDを使っています。
SSDは消費電力が少ないですから、バッテリーの消耗を抑えてくれます。
ノートパソコンは外出先で使用することが多いので、バッテリーの消費量が少ないのは助かります。
液晶画面はノングレアの高解像度フルHD液晶です。
Lenovo LOQ 15IRX9 - ルナグレー
CPU:インテル Core i7-13650Hグラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 4060 8GB
メモリ:16GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe Gen4 512GB
液晶モニター:15.6型フルHDノングレア液晶
159830円(税込)
レノボのRAW現像+動画編集おすすめデスクトップPC
レノボのデスクトップPCではLenovo Legion Tower 5 Gen 8 カスタマイズモデルがおススメです。
CPUにRyzen 5 7600が採用されていますから、動画編集とRAW現像をストレスフリーで行えるパソコンです。
512GBのM.2 SSDが搭載されています。
デスクトップパソコンのため、安い価格ながらも高性能というコスパの良いパソコンです。
メモリが標準で16GBで、カスタマイズでは最大32GBまでアップグレードできます。
カスタマイズしやすさはデスクトップPCのメリットですね。
Lenovo Legion Tower 5 Gen 8 カスタマイズモデル
CPU:Ryzen 5 7600グラフィックス:GeForce RTX 4060 8GB GDDR6
メモリ:16GB(PC4-25600)
ストレージ:M.2 SSD NVMe 512GB
174900円(税込)
ツクモのRAW現像+動画編集おすすめデスクトップ G-GEARmini
ツクモのワークステーションモデル G-GEARminiはRAW現像と動画編集をしていくパソコンとして十分な性能があります。
CPUは発売当初からクリエイターに人気のCore i5-12400Fです。
6コア12スレッドと動画編集でも十分に対応できる性能になっています。
グラフィックカードをエントリーモデルのNVIDIA GeForce RTX3060にしていることでお買い得な価格設定になっているのが特長です。
ツクモ eX.computer G-GEARmini
eX.computer G-GEARmini
CPU:Core i5-12400F
グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 3060 12GB
メモリ:16GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe 1TB
162,980円(税込)
ヒューレットパッカードのRAW現像+動画編集おすすめノートパソコン
ヒューレットパッカードのENVYシリーズもデザインと性能の良さで人気です。
中でもHP ENVY x360 15-eyはAMD Ryzen 5またはRyzen 7から選べます。
メモリは16GBとなっており、Ryzen 7の性能を引き出すには16GBを選ぶのがオススメです。
動画編集とRAW現像を行なっていくパソコンとして、十分なスペックです。
液晶は15.6型IPSタッチパネル液晶で、専用のタブレットペンも別売りしています。
HP ENVY x360 15
フルHDを鮮やかに表現してくれる液晶画面です。
グラフィックカードには、AMD Radeon グラフィックスが使われています。
ストレージは512GBのSSDが採用されているので、ある程度の動画や写真を保存していけます。
HP ENVY x360 15 パフォーマンスモデル
CPU:AMD Ryzen 7 5825U
グラフィックス:AMD Radeon グラフィックス
メモリ:16GB
ストレージ:M.2 SSD 1TB
液晶モニター:15.6型フルHDタッチディスプレイ
159,800円~(税込)
フロンティアのRAW現像+動画編集おすすめノートパソコン
フロンティアでRAW現像と動画編集に使えるマシンを探しているなら、ここで紹介するパソコンがオススメです。
このモデルはCore Ultra 5 125Uと、16GBのメモリを搭載しています。
フロンティア Core i5搭載ノートパソコン
グラフィックカードは非搭載、CPU内蔵GPUがIntel Iris Xe グラフィックスです。
起動ディスクには1TBのSSDを採用しており、RAW現像後の写真をたっぷり保存できます。
FRNSM515/B
CPU:インテル Core Ultra 5 125Uメモリ:16GB DDR5-5600
グラフィックス:Intel Graphics
ストレージ:M.2 SSD NVMe 500GB
液晶ディスプレイ:14型フルHDノングレア液晶
169800円(税込)