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【2024年】ノートパソコン CPUはRyzenとIntelどっちが良い?

※2024年4月に更新しました。また本ページにはプロモーションが含まれています。

ノートパソコン買おうと思ってるけど
このライゼンってのはどうなのよ?

ノートパソコンのCPUはRyzenとインテルのどちらを選んだほうがイイのでしょうか?

ネットの情報見てると余計に迷いますよね。

とりあえずWindowsのノートパソコンを買うと決めた方を次に惑わすのはRyzen CPUです。

そこでCPU以外のスペックが全く同じノートパソコンを使って動画編集の比較検証をしてみました。

>>動画編集の比較検証をすぐに見たい方はこちら

用途によってどちらが良いかも解説するのでぜひ読んでみてください。

記事監修者

動画編集者・ビデオグラファー おーとふぉーかす

大阪で映像制作会社を経営する傍ら、BTOパソコンで動画編集を検証するブログ「動画編集パソコン速報」を管理しています。

2017年から年間20台以上、累計100台以上のパソコン検証を実施してレポートしてきました。

PC通販サイトとコラボで動画編集用パソコンの企画や限定クーポンの配布も実施しています。


ノートパソコンはRyzenとインテルのどちらが良いか? 結論

結論を先に言うと、これからノートパソコンをスペック重視で買うならRyzen CPU搭載の製品はオススメです。

一方で用途がネットサーフィンやYouTubeを視聴する程度、使用するソフトは主にoffice系(Excel、PowerPoint、Wordなど)のみ、という方はあまり悩まず予算に合うものを選べばよいです。

この記事を読んでいる方はクリエイターやゲーマーの方でスペックを求める方々だと想定しているので、Intel CPUとAMDのCPUどちらを選んだほうが良いのかをもう少し掘り下げて解説します。

RyzenとインテルCore シリーズの価格比較

Ryzen=安い。コア数が多い。インテルに性能劣る
インテル=ちょっと高いけどいろんなソフトに対応するので安全・安心

私も今までこんなイメージを持っていましたが、だんだん様子は変わってきております。

特に「AMD Ryzenはインテルに比べて安い!」は段々そうでもなくなってきていて、古い考え方になってきております。

場合によってはRyzen CPU搭載パソコンの方が高値になっていることもあります。

CPUの価格比較

デスクトップ用のCPUはインテル・AMDどちらもCPU単体で販売されているので、販売価格は簡単に分かります。

だけどノートパソコン用のCPUについてはAMDが価格を一般公開しておりません。
インテルCPUについては公式サイトで希望小売り価格を明記していますが、パソコンメーカーへの卸値とは大分乖離がありそうです。

例:Intel Core i7-13700H プロセッサー 「希望カスタマー価格」を参考

こうなると価格比較をするにはパソコンメーカーで販売している製品を参考にするしかありません。

BTOパソコンメーカーのノートパソコンを確認すると、CPU以外の仕様がほぼ同じ製品が見つかります。

ここではマウスコンピューターのノートパソコンを例に挙げてみましょう。

同じようなスペックで、インテル Core CPUとAMD Ryzen CPUをそれぞれ搭載した2つのモデルがあります。

マウスコンピューター インテル/AMD 搭載ノートパソコン価格比較

G-Tune P5-I7G60BK-A NEXTGEAR J6-A7G60GN-A
CPU:Core i7-12650H(10コア16スレッド)
GPU:GeForce RTX 4060 Laptop GPU
メモリ:32GB
起動ディスク:M.2 SSD NVMe Gen4 1TB
15.6型 1,920×1,080 (フルHD) ノングレア液晶 144Hz
CPU:Ryzen 7 7840HS(8コア16スレッド)
GPU:GeForce RTX 4060 Laptop GPU
メモリ:32GB
起動ディスク:M.2 SSD NVMe Gen4 1TB
16型 1,920×1,200 (WUXGA) ノングレア液晶 165Hz
販売価格 199800円 販売価格 189800円

※価格は2024年2月に調べています

ベンチマークスコア比較 Ryzen 7 7840HS vs Intel Core i7-12650H 画像引用元:PassMark

CPUの性能をベンチマークスコアで比較してみると、Ryzen 7 7840HSのほうがスコアの値が高くなっています。

どちらのノートパソコンもゲーミング用ノートで、ミドルクラスのビデオカード GeForce RTX 4060 Laptop GPUを搭載しています。

メモリ容量・起動ディスクの容量も同じです。

ベンチマークスコアだけでパソコンの性能を測ることはできませんが、Ryzen 7で構成したノートパソコンの方が割安感があります。

同じBTOメーカーの製品を比較するとメモリやSSDの性能差が少ないので、どちらがお買い得なのかよくわかるでしょう。

AMDとインテル シェアや性能について比較

インテルとAMDは最新のCPUを交互に発表、発売開始しています。

CPUの年表(2024年直近)
2020年11月~:AMD Ryzen 5XXXシリーズ
2021年3月~:インテル11世代 Core 11XXXシリーズ
2022年1月~:インテル12世代 Core 12XXXシリーズ
2022年9月~:AMD Ryzen 7XXXシリーズ
2022年10月~:インテル13世代 Core 13XXXシリーズ
2023年10月~:インテル14世代 Core 14XXXシリーズ
2024年2月~:AMD Ryzen 8000Gシリーズ

更新頻度はインテルCPUの方が早く、AMDは2年に1回のペースとなっています。

ただ、世代間の性能アップの差はAMDのほうが大きいため、ここ数年はインテルの2世代更新でやっとAMDの性能に追いつくようなペースになっています。

インテルにはCore i5・Core i7・Core i9があり、AMDにはRyzen 5・Ryzen 7・Ryzen 9があるので、この中から自分が求める性能を持ったパソコンをコスパよく購入するというのははっきり言って至難のワザと思えるぐらい、商品選びの難易度が上がっているのです。

AMD Ryzen 7XXXシリーズ(Zen4アーキテクチャー)

正式名称を並べて書くと7やら4やらの数字が並ぶため、世代で考えたらよいのか?型番を見たらよいのか?混乱を招くのが最近のAMD Ryzen CPUです。

デスクトップPCのCPUマーケットシェア 画像引用元:PassMark

2020年5月(第2四半期)に発表されたRyzen 5XXXシリーズがインテル第10世代CPUの性能を大幅に超えたため話題となりました。

上のグラフはデスクトップパソコンのCPUマーケットシェアで赤線がAMDで青線がインテルです。

Ryzen 5XXXシリーズが発売されたあたりからシェアがさらに伸びて、これまで一人勝ちだったインテルが大きく後退したタイミングでした。

2年の空白を開けて2022年9月にRyzen 7XXXシリーズも登場し、再びインテルのシェアを奪いつつあります。

つまり一般の方々がRyzenを選択するかどうか迷い始めたのは、実はつい最近の話なのですよ。

ノートPCのCPUマーケットシェア 画像引用元:PassMark

一方、ノートパソコンのマーケットシェアにおいてはインテルのほうが上で、その差も大きいです。

徐々にAMDがシェアを伸ばしていますが、まだまだ主流はインテルでしょう。

第14世代 Intel CPUはRyzen 7XXXシリーズをどう超えた?

ただ今リアルタイムで慌てふためいているのがインテルです。

Ryzen 7XXXシリーズで大きな差をつけられたインテルがその後リリースした第13世代・第14世代 Coreシリーズは引き離された差を埋められておりません。

PassMarkによるCPUのベンチマーク比較 画像引用元:PassMark

これを見た大半の方はRyzen CPUにしようと考えるかもしれませんね。

TSMC(半導体製造ファウンドリー企業)によって微細化が進むCPUチップをAMDがいち早く取り入れ、自社開発にこだわっていたインテルもついにTSMCへチップ生産を委託することにしたようです。

AMDの最高責任者リサ・スー氏が台湾系アメリカ人であることが理由なのかわかりませんが、AMDとTSMCとの関係はインテルよりも強く、AI分野でもAMDの躍進は期待されています。

参考情報:AMDのInstinct MI300が「NVIDIA DGXキラー」になる可能性|PC Watch

AI分野はしばらくNVIDIA一強が続くという見方のほうが趨勢ですが、パソコン・CPU界隈ではしばらくAMDがインテルのシェアを奪い続けるだろうという見方が優勢です。

2023年はインテルがシェアを取り戻していましたが、AMDがこれからどれぐらい奪い返すのか?熾烈なシェア争いは今後も続きそうです。

AMD RyzenとIntel CPUの動画編集時の性能差を検証

左:G-Tune P5-I7G60BK-A 右:NEXTGEAR J6-A7G60GN-A

話を元に戻して

「RyzenとインテルどちらのCPUを搭載したノートパソコンを買えばよいのか?」

を明らかにするために2台のノートパソコンを使ってベンチマークスコアの比較をしてみましょう。

それぞれのスペックは以下の通りです。

動画編集の検証に使用したパソコンのスペック比較

G-Tune P5-I7G60BK-A NEXTGEAR J6-A7G60GN-A
CPU:インテル Core i7-12650H CPU:AMD Ryzen 7 7840HS
GPU:インテル UHD グラフィックス
GeForce RTX 4060 LaptopGPU 8GB
GPU:AMD Radeon グラフィックス
GeForce RTX 4060 LaptopGPU 8GB
メモリ:32GBメモリ DDR5-4800 メモリ:32GBメモリ DDR5-4800
保存ディスク:M.2 SSD NVMe Gen4 1TB 保存ディスク:M.2 SSD NVMe Gen4 1TB
バッテリー使用時間:5時間 バッテリー使用時間:6時間
15.6型フルHDノングレア液晶 16型WUXGAノングレア液晶

GPUはCPU内蔵グラフィックスとGeForce RTX 4060 LaptopGPU 8GBとなりますので、大きな違いはCPUのみ。
Ryzen CPU搭載のNEXTGEAR J6-A7G60GN-Aのほうがバッテリーの持ちが長いのが注目ポイントです。

実機によるPCMARK10ベンチマーク比較

G-Tune P5-I7G60BK-A ベンチマークスコア 画像拡大

NEXTGEAR J6-A7G60GN-Aのベンチマークスコア 画像拡大

G-Tune P5-I7G60BK-A NEXTGEAR J6-A7G60GN-A
総合スコア:6914
写真編集スコア:13301
レンダリングスコア:13711
動画編集スコア:6541
総合スコア:7577
写真編集スコア:15978
レンダリングスコア:14066
動画編集スコア:6726

PCのクリエイティブ用途で指標となるPCMARK10で計測するとRyzen 7 7840HS搭載ノートPCの方がベンチマーク値で優れているという結果が出ました。

実機による3DMARK Time Spyベンチマーク比較

G-Tune P5-I7G60BK-Aの3DMARKスコア 画像拡大

NEXTGEAR J6-A7G60GN-Aの3DMARKスコア 画像拡大

G-Tune P5-I7G60BK-A NEXTGEAR J6-A7G60GN-A
総合スコア:9199
グラフィックスコア:8999
CPUスコア:10532
ゲームパフォーマンス:90+FPS
総合スコア:10538
写真編集スコア:10448
レンダリングスコア:11083
動画編集スコア:100+FPS

次にゲーム用途で指標となる3DMARK Time Spyを使って計測してみました。

こちらの結果もRyzen 7 7840HS搭載のNEXTGEAR J6-A7G60GN-Aのほうが優れているという結果が出ています。

Premiere Pro 動画編集の比較検証

それでは次に動画編集を実施してみましょう。

どちらのパソコンもメモリ32GBで最新のGPU搭載となっており、Premiere Proの推奨環境を軽く上回っております。

このためACアダプターの安定した電源供給で使用した場合、Premiere Proの動画編集ではコマ落ちが非常に少ないです。(コマ落ちはほぼ0)

そのため、ACアダプターを使用せず内蔵バッテリーだけで使用した場合の状況を監視してみました。

G-Tune P5-I7G60BK-A(AC電源なし)

G-Tune P5-I7G60BK-Aで4K60P 422 10bit AC電源なし 画像を拡大

まずはCore i7-12650H搭載のG-Tune P5-I7G60BK-Aです。

LUMIX GH6で撮影した4K59.94P(MOV Long GOP 4:2:2 10bit 200Mbps HLG)を使います。

内蔵バッテリー運用ではCPUやGPUの動きが抑えられ、CPU使用率は60%に止まっています。

GPU(RTX 4060)の使用率は16%前後、メモリの消費量は14.2GB(45%)で推移します。

コマ落ちインジケーターで10660フレームのコマ落ち

字幕やBGMを挿入した3分03秒のシーケンスを最初から最後まで再生した場合に発生したコマ落ちフレーム数は10660フレームとなっています。

NEXTGEAR J6-A7G60GN-A(AC電源なし)

NEXTGEAR J6-A7G60GN-Aで4K60P 422 10bit AC電源なし 画像を拡大

次に先ほどと同じ映像素材を使ってRyzen 7 7840HS搭載のNEXTGEAR J6-A7G60GN-Aで動画編集します。

CPU使用率は36%前後で推移し、GPU(RTX 4060)の使用率は1%前後、メモリの消費量は15.2GB(49%)で推移します。

コマ落ちインジケーターで10668フレームのコマ落ち

ほとんど同じ編集を実施した3分03秒のシーケンスを最初から最後まで再生し、発生したコマ落ちフレーム数は10668フレームとなっています。

これを見る限り、Core i7-12650HとAMD Ryzen 7 7840HSの差は動画編集においてベンチマークスコアほど大きな差はないと思います。

次は動画のエンコーディング性能を検証します。

AMD RyzenとIntel CPUのエンコーディングの性能差

4K60P 422 10bit 書き出し 画像を拡大

G-Tune P5-I7G60BK-AとNEXTGEAR J6-A7G60GN-Aで書き出しテストを実施してみました。

公平な検証となるよう、同じシーケンスを使って、全く同じ設定で書き出しを実施します。

ハードウェアエンコーディングとソフトウェアエンコーディングを選ぶことも出来たので、それぞれの時間も計測してみました。

書き出しテストはACアダプターを接続して電源供給しています。

書き出し設定は以下の通りです。

・3840×2160 59.94Pのシーケンス ⇒ 3840×2160 59.94Pに書き出し
・ターゲットビットレート 50Mbps
・可変ビットレート(VBR)1パス

書き出しに要した時間

書き出し設定 \ モデル G-Tune P5-I7G60BK-A NEXTGEAR J6-A7G60GN-A
ハードウェアエンコーディング 3分2秒 3分2秒
ソフトウェアエンコーディング 7分39秒 7分45秒

結果はRyzen 7搭載ノートパソコン NEXTGEAR J6-A7G60GN-Aの方がソフトウェアエンコーディング時にやや時間がかかります。

とはいえ、その差は6秒で誤差の範囲です。

そしてハードウェアエンコーディングでは互角の結果となりました。

動画のエンコーディングでもインテル Core i7-12650HとAMD Ryzen 7 7840HSの差はほとんどないと考えて良いでしょう。

ノートパソコン CPUはRyzenとIntelどっちが良い? まとめ

結局どちらを選べばよいかまとめます。

この記事のまとめ

✅Core i7とRyzen 7はほぼ互角。Ryzen CPU搭載PCは若干安いのでコスパは良好
✅動画編集・画像編集の用途ではほぼ互角
✅ネットサーフィンやoffice用途ならインテル・AMDどちらでも良い
✅CPUよりもグラフィックカードを重視したほうが良い

今回の検証でCore i7とRyzen 7はPCMARK10や3D Markのベンチマークスコアの差はあるものの、クリエイティブの作業効率においてほとんど差はないことが分かりました。

今後も実機レビューでは欠かさず実施しようと思うので、動画編集用途のパソコンを選ぶ時はぜひ記事を読んで参考にしてみてください!

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