※2023年11月に更新しました。また本ページにはプロモーションが含まれています。

DAIV FX-I5G1B
マウスコンピューターのクリエイターパソコン DAIVシリーズで当サイト限定モデルのDAIV FX-I5G1Bをレビューします。
第13世代インテル Core i5-13400Fを搭載し、水冷ユニットとDDR5メモリ、さらに高速読込性能の起動ディスクとしてM.2 NVMe Gen4を採用しています。
ケースデザインも一新し、見た目のカッコよさもアップしたDAIVシリーズの中でも比較的手に入れやすい価格設定になっています。
ここではDAIV FX-I5G1Bのベンチマークスコアや4K動画編集、AI画像生成(Stable Diffusion WebUI)の検証をレポートします。
クリエイティブ目的でDAIV FX-I5G1Bの購入を検討している方はぜひ参考にご覧ください。
当サイト限定販売でお買い得です。

DAIV FX-I5G1B
CPU:インテル Core i5-13400Fメモリ:16GB PC5-38400
グラフィックス:GeForce GTX 1650
起動ディスク:M.2 SSD NVMe Gen4 500GB
保存ディスク:HDD 2TB
水冷CPUクーラー・DVDドライブ標準搭載
電源:750W
159800円(税込)
目次
DAIV FX-I5G1Bはマウスコンピューター DAIV FXシリーズに含まれ、拡張性の高いPCケースを採用しています。
この動画ではDAIV FXシリーズのケースについて詳しく解説されているのでご覧ください。
DAIV FX-I5G1Bを使ってみた感想

DAIV FX-I5G1B
DAIV FX-I5G1Bを使ってみた感想です。
Premiere Proによる動画編集では4K60P 422 10bitも十分対応できる範囲となり、Core i5のCPU性能アップには正直驚かされました。
最近ノートパソコンの検証ばかり続いていたのもあって、デスクトップ用CPUとの差を改めて実感します。
Core i5-13400FはDAIV FX-I5G1B搭載のグラフィックカード GeForce GTX 1650との連携も絶妙で、CUDA処理によるハードウェアデコーディング・エンコーディングでは90%近い稼働となることもあり、動画再生・動画書き出しで快適&高速処理を実現しています。
一方で、最近話題のAI画像生成(Stable Diffusion WebUIで検証)においては全く歯が立たず、GeForce GTX 1650の物足りなさ(古さ)を感じずにはいられません。
今後Premiere ProにもAI機能がどんどん実装されるでしょうから、GeForce RTX 4XXXシリーズ搭載のパソコンのほうがメリットが大きいかもしれませんね。
とはいっても、DAIV FX-I5G1Bはグラフィックカードを追加搭載できるほどの拡張性を備えていますので、AIクリエイティブを本格的にやってみたいと思った時点でグラフィックカードを交換・追加すれば全く問題ありません。
しかもDAIV FX-I5G1Bはマウスコンピューターの3年間のセンドバック修理保証対象なので、自作パソコンを自分で組み立てるよりも安心して使うことができるという大きな魅力があります。
DAIV FX-I5G1B の仕様

DAIV FX-I5G1B
メーカー/ブランド | マウスコンピューター / DAIV |
OS | Windows 11 |
CPU | インテル Core i5-13400F 10 Cores (6 P-cores 4 E-cores)コア / 16スレッド / 2.50GHz(P-cores) 1.80GHz(E-cores) / TB時最大4.60GHz(P-cores) 3.30GHz(E-cores) / 20MBスマートキャッシュ |
CPUクーラー | 水冷CPUクーラー |
グラフィックス | GeForce® GTX 1650 (GDDR6版) 4GB VRAM |
メモリ | 16GB 8GB×2/デュアルチャネル PC5-38400(DDR5-4800) |
起動ディスク | M.2 SSD NVMe Gen4 500GB |
チップセット/フォームファクタ | intel Z790 / ATX |
電源 | 750W 80PLUS BRONZE |
重量 | 12.4kg |
販売価格 | 159,800円(税込 2023.8時点) |
それではDAIV FX-I5G1Bのスペックを詳しく見て見ましょう。
CPUはインテルのCore i5-13400Fを搭載しています。
第13世代Core i5は多コア化し、その性能はミドルクラスCPUというこれまでの印象を完全に覆すほどの性能を備えています。

Core i5-13400F / Core i7-11700K / Core i7-12700 / Core i7-13700 性能比較 画像引用元:PassMark
PassMarkでCore i5-13400Fのベンチマークスコアを調べると、Core i5-13400Fは第11世代 Core i7-11700Kを上回る性能となっています。
TDP値65Wを実現しているので、ワットパフォーマンスの高さはCore i5ならではでしょう。
第13世代のCore i5は10コア16スレッド。さらに多コア化が進んでいます。

Core i5-13400F / Core i7-11700K / Core i7-12700 / Core i7-13700 シングルスレッド比較 画像引用元:PassMark
なお、Core i5-13400Fはシングルスレッド性能において第12世代Core i7-12700に迫る性能を持っています。
後でも解説しますが、動画編集やゲーミング用途において Core i5-13400Fは優れたパフォーマンスを発揮します。

水冷CPUクーラーを標準搭載したDAIV FX-I5G1B
また、刷新されたDAIV FXシリーズのPCケースを採用することによって、メモリは最新規格DDR5で最大128GB容量まで搭載可能です。
さらにDAIV FX-I5G1Bは標準で水冷CPUクーラーと4つのケースファンを備え、PC内部の冷却性能を高めています。
水冷ユニットを搭載しているおかげでCore i9のようなハイエンドCPUの交換にも対応できるため、DAIV FX-I5G1Bは抜群のカスタマイズ性能を持っています。

DAIV FX-I5G1BのCPUカスタマイズ画面
パソコンのCPU交換をしたことがない方向けに、DAIV FX-I5G1Bは購入時にCore i7・Core i9への交換が可能です。
通販サイトのBTOカスタマイズでCPUを選ぶだけでマウスコンピューターがカスタマイズしてくれます。
そして起動ディスクに512GBのM.2 SSD NVMe Gen4が標準装備。最大4TB容量までアップグレードできます。

DAIV FX-I5G1Bのヒートシンクを装備したM.2 SSD NVMe Gen4
M.2 SSD NVMe Gen4の温度上昇を抑えるためにヒートシンクも標準装備。
夏場の内部の温度上昇にも安心して使えるよう、冷却用パーツをふんだんに盛り込んでいます。
そしてDAIV FX-I5G1Bは上位のマザーボード(Z790)が採用されているのもあって、M.2 SSD NVMe Gen4の空きスロットが1つ備わっています。

DAIV FX-I5G1Bの内蔵HDD
HDDも2TB容量で標準搭載しているので、ハードディスクを追加購入する手間も省けて便利です。
HDDの空きベイはもう一つあるため、HDDやSATA SSDをもう一つ追加できます。

DAIV FX-I5G1Bのグラフィックカード GeForce GTX 1650
そしてグラフィックカードはGeforce GTX 1650を採用し、軽めのゲーム用途に十分なグラフィックス性能を備えています。
DAIV FXシリーズはグラフィックカードを最大2基収容できるよう、ゆったりとした内部スペースと拡張スロットを備えています。
DAIV FX-I5G1Bは購入後にM.2 SSDやビデオカードの追加・交換ができるので、デスクトップパソコンをカスタマイズしながら長年使いたい方にはピッタリでしょう。
仕事が忙しい方はパソコンを組み立てる時間と手間を省きたいですよね。
総合的に見てDAIV FX-I5G1Bは長時間ゲームプレイやクリエイティブに使うにも安心して使えるスペックとなっています。
DAIV FX-I5G1Bのメリット・デメリット

DAIV FX-I5G1Bの背面と底部のフィルター
DAIV FXシリーズのケースはメンテナンスの面でも優秀です。
フロントパネルは取り外し可能で、底部のフィルターも取り外して掃除できます。
デスクトップパソコンは基本性能の高さも重要ですが、長期間にわたって使うためにメンテナンスのしやすさはとても重要です。

DAIV FX-I5G1Bのケースファン
旧モデルのDAIVはPCケースの内側スペースがやや狭く、ますます大型化するグラフィックカードを搭載するのが困難になっていました。
刷新したケースは大型のグラフィックカードを最大2基搭載でき、それらを十分に固定できるようサポートバーも標準装備しています。

独立した吸気口・排気口をもつチャンバーに収納された電源ユニット
電源ユニットはケース内部から分離され、独立した吸気口・排気口をもつスペースに配置されているのでホコリがたまりにくく、ケース内の温度上昇も防げます。
DAIV FXシリーズの更新でPCケースの広さ、メンテナンス性、拡張性が格段に向上しています。
この記事を書いている時点では、DAIV FXシリーズはどれもハイスペック寄りで高価です。
DAIV FX-I5G1Bはその中でも比較的手にしやすいお手頃価格になっているで、DAIV FXシリーズを気軽に使えるのもメリットの一つでしょう。
デメリットを挙げると、DAIV FXシリーズはサイズがかなり大きいです。(幅220mm×奥行き530mm×高さ525mm)
購入前にパソコンを置くスペースを確保できるかどうか確認しておいたほうが良いでしょう。
メリット
✅最新のFXシリーズはメンテナンスがしやすい。
✅グラフィックカードを2基搭載できるなど拡張性抜群
✅DAIV FX-I5G1BはFXシリーズの中でやや安価
デメリット
✅本体サイズがかなり大きい
チェック!
マウスコンピューター公式サイト: DAIV FX-I5G1Bの購入者レビューを確認する
DAIV FX-I5G1Bのベンチマーク
次はDAIV FX-I5G1Bのベンチマークスコアを公開します。
PCMARK10とBlackmagic RAW Speed TestでDAIV FX-I5G1Bのスコアを計測してみました。
PCMARK10のベンチマーク総合スコアは6693、写真編集のスコアは8982、レンダリングスコアは11102、ビデオ編集スコアは6699となっています。
Digital Content Creation:8741
Photo Editing Score:8983
Rendering and Visualization Score:11102
Video Editing Score:6699
DaVinci Resolveのベンチマークソフト「Blackmagic RAW Speed Test」ではCPUが8K30Pまで対応でき、GPUについては8K60Pにも対応できるようです。

DAIV FX-I5G1Bのディスク性能
さらにDAIV FX-I5G1Bの起動ディスクであるM.2 SSD NVMe Gen4の読み書き性能を確認するため、CrystalDiskMarkを用いて計測します。
DAIV FX-I5G1Bの起動ディスクの読み書き速度はシーケンシャルリードが3,698MB/s シーケンシャルライト3,039MB/sです。
ランダムリードは553K、ランダムライトが391Kで十分な性能です。動画編集用途で使う分にはまず問題になることはないでしょう。

DAIV FX-I5G1BのフルHD画質ベンチマーク

DAIV FX-I5G1Bの4K画質ベンチマーク
FF XVのベンチマークを計測すると、フルHD/高品質/ウィンドウ表示でスコアは3898 評価は「普通」です。
一方、4K(3840×2160)/高品質/ウィンドウ表示でスコアは1906で評価は「動作困難」となっています。
GoForce GTX 1650がエントリークラスのグラフィックカードでもあるため、GPU負荷がメインとなるゲームのベンチマークはやや厳しめのスコアが出ています。
DAIV FX-I5G1Bの外観

DAIV FX-I5G1Bの外観
次にDAIV FX-I5G1Bの外観やインターフェースを確認してみましょう。
DAIV FX-I5G1Bは底部にキャスターを備えており、上部のハンドルで軽く持ち上げて簡単に移動できます。
電源ボタン周辺はスライド式で開閉できるカバーが備わっていて、カバーをした状態でも電源ボタンにアクセスできるよう秀逸な設計が施されています。
そしてフロントにUSB Type-C端子があるのも便利です。
フロント部分にはUSB Type-C ×1、USB Type-A×2の他にヘッドホン出力端子も備わっています。

DAIV FX-I5G1Bのインターフェース
パソコンケースの背面にはUSB Type-A×6(USB 2.0×2・USB 3.0 5Gbps ×4)、LAN端子×1、 USB Type-C(USB3.2 20Gbps)×1が備わっています。
マイクやスピーカー用の入出力端子ももちろん標準装備。

DAIV FX-I5G1Bの光学ディスクドライブ
そしてDAIV FX-I5G1BはFXシリーズの有料オプションである光学ディスクドライブ(DVD)を標準装備しています。
専用設計になっているのでカッコイイ!
写真編集や動画編集でDVD納品を行っている方には重宝するでしょう。
DAIV FX-I5G1BでStable Diffusionの検証

Stable Diffusion webUIの操作画面
DAIV FX-I5G1BにStable Diffusion webUIをインストールしてAIによる画像生成を検証してみました。
DAIV FX-I5G1Bのグラフィックカード GeForce GTX 1650はゲーミング用のエントリーモデルで、AI画像生成には対応していません。
GeForce GTX 1650は2019年に発売した製品で、AIによるクリエイティブがまだ想定されていない頃のグラフィックカードです。

なのでこの検証も実施するかどうか迷いました
今後は動画編集ソフトにもAI機能が盛り込まれることが予想されるので、ここでの結果は上位のグラフィックカードを選ぶかどうかの判断の目安にしてください。
Stable Diffusionの設定は以下になります。
model | AnyLoRA – Checkpoint | Sampling Steps | 5 |
sampling method | Euler | Batch counnt | 1 |
Width/Height | 80/80 | Batch size | 1 |
prompt | Picture a girl around 15 years old with blonde hair and blue eyes, standing in a wind-blown prairie while brushing her hair up with one hand. She’s wearing a white dress, and a smile graces her face. In the backdrop, a river flows in front of distant mountains, and the sunset is visible over the peaks. | ||
Negative prompt |
nsfw, lowres, bad anatomy, bad hands, text error, missing fingers, extra digits, fewer digits, cropped, worst quality, low quality, standard quality, peg artifacts, signature, watermark, username, blurry, |
モデルはCIVITAIのAnyLoRA – Checkpointを利用しました。
Stable Diffusionは画像のサイズ(Width/Height)と枚数(Batch counntとBatch size)、フィードバック回数(Sampling Steps)の値によって出力に必要な時間が上下します。
プロンプトの長さやキーワードはいつもの検証のままで、画像サイズを512×512で出力しようとするとビデオメモリエラーが多発し、画像を出力できません。
仕方なくSampling Stepsを5に設定して、画像出力時にエラーが生じないサイズに設定し直します。

DAIV FX-I5G1Bで生成した画像
80×80でようやく画像を出力できましたが、何を表しているのか分からない画像を生成しました。
DAIV FX-I5G1Bはグラフィックカードの性能不足で、Stable Diffusion WebUIで画像を出力するには時間もかかる上に品質も不十分です。
Stable Diffusion web UIの画像生成を実施するにはやはりGoForce RTX クラスのグラフィックカードを用いないと難しいでしょう。
DAIV FX-I5G1Bで4K動画編集の検証

動画編集の検証で利用したLUMIX GH6とDAIV FX-I5G1B
それではDAIV FX-I5G1Bで動画編集を検証してみます。
Panasonic LUMIX GH6で撮影した4K60P・4K30Pデータを使用します。
それぞれの詳しい記録方式は以下になります。
使用した映像データ
✅LUMIX GH6 4K30P動画編集(MOV LongGOP 4K29.97p 422 10bit 150Mbps HLG)
✅LUMIX GH6 4K60P動画編集(MOV LongGOP 4K59.94p 422 10bit 200Mbps HLG)
データをすべてCドライブに保存してPremiere Proを使って動画編集をします。
環境設定 ⇒ メディア ⇒「H.264/HEVC ハードウェアによる高速デコーディング」にチェック、「Intel」と「Nvidia」にもチェックが入っていることを確認します。
またPremiere Proのプログラムモニターは常時「フル画質」を設定しています。
4K30P編集

DAIV FX-I5G1Bで4K30P 422 10bit 動画編集 画像を拡大
それではDAIV FX-I5G1Bで4K30Pの動画編集を行ってみます。
LUMIX GH6で撮影したMOV LongGOP 4K29.97p 422 10bit 150Mbps HLGでカット編集・テロップ・BGMを挿入してみます。
そして調整レイヤーを使って簡単なカラーグレーディングを実施します。
編集したシーケンスを再生中のCPU使用率は52%前後を推移し、GeForce GTX 1650の使用率は85%前後の高い数値で推移します。
メモリの消費量は16GBのうち11.0GB(70%)です。
メモリの消費量は不安ですが、プレビューは滑らかで動画編集も快適です。

コマ落ちインジケーターで0フレームのコマ落ち
3分47秒のシーケンスをフル画質設定で最初から最後まで再生すると、コマ落ちインジケーターで0フレームを表示します。
4K30P 4:2:2 10bitの1トラックの動画編集・カラーグレーディングであればまず問題になりません。余裕で編集できます。
4K60P編集

DAIV FX-I5G1Bで4K60P 422 10bit 動画編集 画像を拡大
次にDAIV FX-I5G1Bで4K60P 422 10bitの動画編集を実施してみましょう。
LUMIX GH6の撮影データ詳細はMOV LongGOP 4K60P 422 10bit 150Mbps HLGです。
タイムラインに調整レイヤーを追加してLumetri カラーで基本補正、クリエイティブを使ってカラーグレーディングを行います。
再生中のCPU使用率は74~80%前後の高い数値で推移し、GeForce GTX 1650の使用率は90%前後を推移します。
メモリの消費量は16GBのうち11.3GB(72%)です。

コマ落ちインジケーターで85フレームのコマ落ち 画像拡大
2分04秒のシーケンスをフル画質設定で最初から最後まで再生して発生するコマ落ちは85フレームとなりました。
4K60P 422 10bitの1トラックカット編集・カラーグレーディングも十分対応できるでしょう。
4K60P⇒4K60P書き出し

DAIV FX-I5G1Bで4K60P 422 10bit 書き出し 画像を拡大
次にDAIV FX-I5G1BとPremiere Proで書き出しテストを行います。
書き出したのはMOV LongGOP 4K59.94p 422 10bit 200Mbps HLGの編集したシーケンスです。
書き出し設定は4K60Pシーケンス(2分04秒)からH.264の4K(UHD 3840×2160)、ターゲットビットレートは50MbpsのVBR 1パス。
ハードウェアエンコーディングとソフトウェアエンコーディングでそれぞれ書き出し時間を計測します。
書き出し時間はそれぞれ以下のようになりました。
4K60P 書き出し(2分04秒の動画)
ソフトウェアエンコーディング | 4分09秒 |
ハードウェアエンコーディング | 2分20秒 |

ソフトウェアエンコーディング時

ハードウェアエンコーディング時
書き出し時のCPUやGPUの使用率もチェックしてみました。
ソフトウェアエンコーディングではCPUの使用率が100%で、グラフィックカードの使用率は34%となりました。
書き出し時間は2分04秒のシーケンスを4分09秒で書き出し完了しています。
メモリの消費量も15.8GBのうち9.7GB消費しています。
続いてハードウェアエンコーディングではCPUの使用率が47%前後で推移し、GeForce GTX 1650の使用率が98%となります。
書き出し時間はハードウェアエンコーディングの方が断然速く、2分04秒のシーケンスを2分20秒で書き出し終了することができました。
DAIV FX-I5G1Bによる4K書き出しは十分な速度となっています。
DAIV FX-I5G1B レビュー まとめ

DAIV FX-I5G1B
DAIV FX-I5G1Bは動画編集を副業にしている方や、これから動画編集に挑戦したい方には最適なスペックになっています。
DAIV FX-I5G1BにはPowerDirector for MouseComputer(バンドル試用版)が標準インストールされているので、動画編集をしたいけどPremiere Proのサブスクリプションを契約するのは負担が大きい..という方でもとりあえず動画編集ができるので便利でしょう。
趣味レベルの作業ならPowerDirectorで十分です。
Premiere Proで動画編集を行う場合、メモリの使用量がかなり高くなるので、気になる方は32GBにアップグレードするのがおススメです。
今回初めて第13世代のCore i5-13400Fで4K動画編集しましたが、4K60PがCore i5でもいけるとは思ってもいませんでした。
1トラックの4K編集は第13世代のCore i5-13400Fで問題なし。ビデオカード GeForce GTX 1650をこき使って のGPU支援を存分に受けて動画編集は快適です。

M.2 SSD NVMe Gen4の空きスロット
4K動画編集をガッツリ行う方は、マザーボードのM.2 SSD NVMe Gen4 空きスロットに追加するのをお勧めします。
AI機能を見越した動画編集をしたいならぜひビデオカードを追加(交換)しましょう。
GeForce RTX 4060搭載のモデルもここでオススメしておきます。
当サイト限定販売でお買い得です。

DAIV FX-I5G1B
CPU:インテル Core i5-13400Fメモリ:16GB PC5-38400
グラフィックス:GeForce GTX 1650
起動ディスク:M.2 SSD NVMe Gen4 500GB
保存ディスク:HDD 2TB
水冷CPUクーラー・DVDドライブ標準搭載
電源:750W
159800円(税込)
当サイト限定販売でお買い得です。

DAIV FX-I7G60
CPU:インテル Core i7-13700Fメモリ:32GB PC5-38400
グラフィックス:GeForce RTX 4060(8GB)
ストレージ:M.2 SSD NVMe Gen4 500GB + HDD 2TB
水冷CPUクーラー・DVDドライブ標準搭載
電源:750W
229900円(税込)