※2024年12月に更新しました。また本ページにはプロモーションが含まれています。
PC性能にロマンを求める方が大好きなNVIDIA GeForceシリーズ最高性能の××80シリーズのレイトレ対応バージョンが RTX 2080 Tiです。
動画編集向けのパソコンにRTX2080 Tiを搭載したスーパーハイスペックなパソコンがBTOパソコンショップでは取り扱われています。
ここではRTX2080 Tiの性能と、このハイスペックなグラフィックカードを搭載したオススメの動画編集用パソコンを紹介します。
この動画で動画編集向けパソコンの失敗しない選び方を解説したので、ぜひ視聴してみて下さい。
GeForce RTX 2080 Tiの主な仕様
RTX2080 Tiは2020年9月現在で、GeForceシリーズで最高性能となっています。
現状としてRTX2080 Tiを必要とするのは、高解像度の映像編集やVFXの制作を仕事にしているプロの映像クリエイターの方でしょう。
なので一般的な用途でしか使わない人からすると、完全にオーバースペックなグラフィック性能を持っています。
どんな使い方をしても想像以上のレスポンスとなる製品なので、とにかくハイスペックな画像処理性能をパソコンに求める方にはオススメのグラフィックカードです。
GeForce RTX 2080 Tiの主な仕様
GPU アーキテクチャ | Turing |
CUDAコア数 | 4352 |
定格クロック周波数 | 1350MHz |
ブースト時クロック周波数 | 1635MHz |
ビデオメモリー | 11GB |
VRAM規格 | GDDR6 |
VRAM帯域幅 | 616GB/s |
TDP | 250W |
価格(オリファンモデル) | 128,000~211,000円 |
RTX2080 Tiの売りとも言えるコア数は、CUDAのコア数が4352基、RTコアが68基、Tensorコアが544基です。
さらに定格クロック数が1350MHz、オーバークロック時は1545MHzとなります。
メモリのタイプはGDDR6で、ビデオメモリーは11GBの容量を誇ります。
最後に消費電力が250Wです。
旧モデルとされるGTX1080 Tiと比較をしても、かなりのスペックアップしていることがわかります。
NVIDIAの最新技術であるレイトレーシングやDLSSにも対応していて、リアルタイムレイトレ対応ゲームでスムーズな映像を楽しめます。
一般的な用途で使う分については、ほぼスペックを持て余してしまうくらいの性能ですね。
4K動画編集や高解像度の写真を編集するRAW現像、VRに3Dモデリングなど高負荷な処理でも問題なく利用できると思います。
他にもゲームをするとしても、最新の映像技術が使われているものでも、ストレスなくプレイできるでしょう。
デメリットは全体的にスペックが高くなっていることもあり、消費電力がかなり大きくなっています。
そのため電源ユニット次第では、安定した動作をしなくなるので、この点は十分に注意が必要です。
既存のパソコンにRTX2080 Tiを組み込む場合、電源ユニットに不安があると動作に支障をきたすと思います。
また電力の安定供給ができない場合は、各パーツへの負担が大きくなるため、電源ユニットの交換も視野に入れておくべきです。
GeForce RTX 2080 TiとGTX 1080 Ti との比較
まず、NVIDIAのグラフィックカードで80番台は、GeForceシリーズの中では最上位モデルになります。
そのためいずれも高いスペックとなりますが、RTX2080 Tiの方が全体的に見て性能が上となっているのです。
CUDAのコア数を比較してみますと、RTX2080 Tiが4352基であるのに対してGTX1080 Tiは3584基になります。
RTコアとTensorコアの2つは、RTXシリーズからの搭載ですので、GTX1080 Tiにはありません。
次にクロック数ですが、RTX2080 Tiの1350MHzでGTX1080 Tiは1480MHzになります。
オーバークロック時では1545MHzに対して、1582MHzです。
いずれも旧型のGTX1080 Tiの方が高い数値を出しています。
ただ実際にはコア数の多さと、メモリが最新タイプになっているRTX2080 Tiの方が、ベンチマークでは高い数字を出すようですね。
環境にもよるのですが、約1.4倍ほどもスコアに差がでます。
1つ世代が異なるだけでRTX2080 Tiが、かなりのスペックアップしているのがわかるでしょう。
その反面、価格がものすごく大きく開きがあります。
ショップでも異なりますが、およそGTX1080 Tiと比較すると約2倍強もの差があります。
GTX1080 Tiも価格的には決して安いグラフィックカードではありませんが、発売されてから年数が経っているのでかなり値段が落ちています。
RTX2080 Tiも後継モデルのRTX 3080 Ti SUPERが発売されれば、しばらくすれば値段も落ちてくるはずです。
将来的に発展するであろう、VRや6K、8K解像度の動画編集を想定してパソコンを買うならお勧めできます。
GeForce RTX 2080 Tiはどんな人にオススメ?
RTX2080 TiはGeForceシリーズの中でもハイエンドなモデルですので、スペック的にはほぼどんな作業でもこなします。
4K動画編集を標準的にこなし、VFXやVRコンテンツの制作も行う方にはマシンパワーを必要となるのでRTX2080 Tiは役立つでしょう。
また最近の3Dゲームは映像のクオリティも格段に上がっていて、GPUの高速映像処理がなければ滑らかに動きませんが、RTX 2080 Tiなら性能不足に陥ることもありません。
またRTX2080 Tiでは4K出力にも対応しており、さらに3画面以上のマルチディスプレイも可能です。
高画質設定で動画の実況中継を行う方にも最適なグラフィックカードです。
マウスコンピューターのRTX 2080 Ti搭載オススメ動画編集パソコン
マウスコンピューターではRTX 2080 Ti搭載PCを終了し、後継機のRTX 4XXXシリーズ搭載モデルに更新しています。
DAIV FX-I7G8S
CPU:Core i7-14700KFグラフィックス:GeForce RTX 4080 SUPER 16GB
メモリ:32GB PC5-38400
ストレージ:M.2 SSD NVMe Gen4 2TB
474800円 ⇒ 464800円(税込)
レノボのRTX 2080 Ti搭載オススメ動画編集パソコン
レノボではRTX 2080 Ti搭載のパソコンは販売終了しており、後継機のRTX 4XXXシリーズ搭載モデルのパソコンを取り揃えています。
Lenovo Legion T5 26IRX9
CPU:Core i9-14900HXグラフィックス:GeForce RTX 4070 SUPER 16GB
メモリ:32GB PC5-38400
ストレージ:M.2 SSD NVMe Gen4 1TB
315150円(税込)
ドスパラのRTX 2080 Ti搭載オススメ動画編集パソコン
ドスパラではRTX 2080 Ti搭載のパソコンは販売終了し、後継機のRTX 4XXXシリーズ搭載パソコンを充実させています。
GALLERIA XA7C-R48S
CPU:Core i7-14700Fグラフィックス:GeForce RTX 4080 SUPER 16GB
メモリ:32GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe 1TB
430980円(税込)
※12月4日時点の価格です。最新の価格は公式ページをご確認下さい