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RTX5070搭載の動画編集にオススメのパソコン3選

RTX 5070 搭載BTO PCの選び方|最新ベンチマークで分かった圧倒的パフォーマンス

動画編集の現場では「GPUが重い処理を助ける」役割がますます重要になっています。

特に 4K・高ビットレート素材、多数レイヤー、カラー補正やノイズ除去といった負荷の高い処理を使うならば、GPU の性能が編集ワークフロー全体に大きく影響します。

その中で RTX 5070 は、Blackwell アーキテクチャ採用、12GB の VRAM、強化された NVENC/NVDEC ハードウェアエンジンなどを備え、編集用途でも十分に頼れる構成を持っています。

PugetSystems のレビューでも「RTX 4070 SUPER に対して若干の上積みを見せる」性能を示しており、GPU 最適化されたワークフローではおおよそ 10〜15%前後の恩恵が見られるとされています。

全体的に見ると、RTX 5070は4070 SUPERよりもやや優れたパフォーマンスを提供しながら、名目上は低価格でより優れた機能を提供しているように見えます。しかし、メーカー希望小売価格は急速に意味を失いつつあり、前世代の製品に対するこのカードの優位性は急速に失われ、価格と性能の比較は日々変化する可能性があります。

NVIDIA GeForce RTX 5070 コンテンツクリエーションレビュー|Puget Systems

以下では、具体的なベンチマークを踏まえながら、RTX 5070 の強み・注意点、最適な PC 構成、そして導入しやすい BTO モデルをご紹介します。

RTX 5070 の公称スペックと性能傾向

GeForce RTX 5070の主な仕様

GeForce RTX 5070
アーキテクチャー Blackwell
プロセスルール 5nm
CUDAコア数 6,144
定格クロック数 / ブースト時 2.33GHz / 2.51GHz
メモリタイプ GDDR7
メモリバス幅 192 bit
メモリ容量(VRAM) 12GB
TDP 250W
最大デジタル解像度 7680×4320(8K)
マルチモニター最大接続数 4
販売価格(2025年10月調べ) 8.2万~15.6万円

Blackwell アーキテクチャは、H.264/H.265 の 10-bit 4:2:2 エンコード/デコード性能を強化しており、動画編集用途での効率が向上しています。

一方、PassMark のベンチマークでは、RTX 5070 が RTX 4070 Ti や RTX 4070 に対して際立って上回るわけではないとの指摘も見られます。

ベンチマーク実例:動画編集用途でどれくらい性能が出るか?

ベンチマーク/アプリ 比較対象 GPU 備考
V-Ray RTX (レンダリング) +18% vs RTX 4070 SUPER RTX 5070 が 4070 SUPER より 18%高いスコアを記録
(Puget Systems)
PugetBench DaVinci Resolve +43% vs RTX 5060 Ti 編集支援系処理で優位
(hostbor.com)
Premiere Pro GPU エフェクト +47% vs RTX 5060 Ti エフェクト処理での上積みあり
(hostbor.com)

これらから読み取れるのは、GPU に依存する処理(カラー補正、ノイズ除去、GPU エフェクトなど)では RTX 5070 が明確な強みを持つということ。ただし、CPU に依存する処理や I/O ボトルネックには注意が必要です。

RTX 5070 Ti vs RTX 5070 vs RTX 4070 SUPER vs 4070 Ti SUPER vs RTX 4070 画像引用元:PassMark

RTX 5070 は、RTX 4070 よりも CUDA コア数や VRAM 容量・メモリ帯域で上回る設計となっており、前世代との差別化が図られています。

例えば、RTX 4070 は 12GB VRAM または 8GB モデルを持つケースもありますが、RTX 5070 の 12GB VRAM によって VRAM ボトルネックが出る場面を減らす余裕があります。

さらに、ブーストクロックやメモリ速度の向上も、編集用途での性能マージンを拡げます。

ただし、RTX 4080 や 5090 などハイエンド GPU とは依然として性能差があります。

非常に重い 8K プロジェクトやプロ用 3D レンダリング用途では、上位 GPU の方が有利です。

そのため、コストパフォーマンスと性能のバランスを重視するのであれば、RTX 5070 はミドルハイ~ハイエンド領域の「黄金ゾーン」と言えます。

動画編集という観点では、プレビュー再生の滑らかさ、エフェクト適用時の速度、ハードウェアエンコード性能(NVENC)などが重要です。

RTX 5070 のスペックはそれらの要件を十分に満たす水準にあります。

特に、12GB の VRAM は 4K 解像度で複数のレイヤー・カラーグレーディング・エフェクト処理を行う際にも余裕が出やすく、VRAM ボトルネックに悩まされにくくなります。

また、ハードウェアエンコード(NVENC)は、レンダリング速度を飛躍的に短縮できるため、書き出し時間の短縮にも直結。

4K H.265 出力などでも GPU 支援が効くソフトでは、CPU に過度な負荷をかけずに効率的な処理が可能です。

ただし、8K 編集や非常に複雑な 3D 合成では、さらに上位の GPU を選ぶ余地もあります。

RTX 5070 を使うなら押さえたい PC 構成のポイント

RTX 5070 の性能を十分に引き出すには、CPU、メモリ、ストレージ、電源・冷却 のバランスも非常に重要です。

CPU は Ryzen 7 7700 以上、もしくは Core i7 / i9 シリーズ(第13~14世代など)を推奨。

GPU 負荷を GPU に任せつつ、CPU がバックグラウンド処理やエンコードを支える構成が理想です。

メモリは最低 32GB を推奨。動画編集ソフトはキャッシュやプレビュー用データを大量に消費するため、16GB では不足を感じる可能性があります。

ストレージには NVMe Gen4 SSD(特にランダムアクセスが高速な製品)を選ぶと、素材読み込みやキャッシュ処理の速度が改善されます。

加えて、高効率電源(80 PLUS Gold 以上)、十分なケース冷却エアフローを確保することが、安定運用には欠かせません。

1. CPU:Ryzen 7 7700 以上、または Core i7 / i9(第 13/14 世代など)を推奨。

2. メモリ:32GB 以上が標準ライン。複数タイムラインや重めプロジェクト用には 64GB が望ましい。

3. ストレージ:プロジェクトデータ/キャッシュ用に高速な NVMe Gen4 SSD を採用。

4. 電源・冷却:80 PLUS Gold 以上、余裕ある容量、ケース内のエアフローも重視。

この構成であれば、RTX 5070 の性能をボトルネックなく引き出せる環境が整います。

結論:RTX 5070 はどの層にとって “買い” か?

RTX5060・RTX5060 Ti

RTX 5070 は、4K編集や GPU加速処理の恩恵を受けたい中~上級のクリエイターにとって、価格性能比が優秀な選択肢です。

特に、現行の RTX 4060 シリーズからステップアップを検討している人にとっては、エフェクト処理やレンダリング速度の改善が体感できるモデルになるでしょう。

ただし、8K編集や極度に重い処理を行うならば、上位 GPU(RTX 5080 / 5090 等)の検討も視野に入れておくべきです。

RTX5070搭載の動画編集にオススメのパソコン3選

マウスコンピューターのRTX 5070・5070Ti 搭載パソコン

G TUNE DG-I7G70

CPU:Core i7-14700F 
グラフィックス:GeForce RTX 5070 12GB 
メモリ:32GB DDR5-5600 
ストレージ:M.2 SSD NVMe Gen4 2TB 

299800円(税込)

>>公式ページを見る

レノボのRTX 5070・5070Ti 搭載動画編集向けパソコン

Lenovo Legion Tower 5 30AGB10 - ブラック

CPU:Ryzen 7 7700X 
グラフィックス:GeForce RTX 5070 8GB GDDR6
メモリ:32GB DDR5-5600MHz 
ストレージ:M.2 SSD NVMe Gen4 1TB 

317790円(税込)

>>公式ページを見る

ドスパラのRTX 5070・5070Ti 搭載動画編集用パソコン

Lightning-G AF7B Ryzen7 7700搭載

CPU:Ryzen 7 7700 
グラフィックス:GeForce RTX 5070 12GB 
メモリ:16GB DDR5-4800 
ストレージ:M.2 SSD NVMe 500GB 

194980円(税込)

>>公式ページを見る

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