※2024年9月に更新しました。また本ページにはプロモーションが含まれています。
動画編集に使うパソコンはどのグラフィックカードを使うかで値段が大きく変わります。
グラフィックカードの種類はかなり増えていて、初心者の方にはとても分かりにくくなっています。
その中でも人気の高いグラフィックカードにNVIDIA GeForce RTX 2060があります。
ここではRTX2060の性能と、RTX2060が採用されている動画編集向けにおススメのパソコンを紹介します。
この動画で動画編集向けパソコンの失敗しない選び方を解説したので、ぜひ視聴してみて下さい。
GeForce RTX 2060の主な仕様
動画編集をするのに欠かせないのがグラフィックカードですが、2019年1月に発売開始となったRTX2060が自作PCユーザー界隈で人気です。
RTX2060はNVIDIAのGeForceシリーズの一つでカタログスペックは、従来のGeForceシリーズで同価格帯となるGTXシリーズよりも、かなりアップした数値となっています。
NVIDIA GeForce RTX2060のざっくりとした性能
GPU アーキテクチャ | Turing |
CUDAコア数 | 1920 |
定格クロック周波数 | 1365MHz |
ブースト時クロック周波数 | 1800MHz |
ビデオメモリー | 6GB |
VRAM規格 | GDDR6 |
VRAM帯域幅 | 336GB/s |
TDP | 160W |
価格(オリファンモデル) | 38,000~50,000円 |
ダイサイズは445平方mmで、トランジスタ数は108億です。
さらにRTコア数は36基、Tensorコア数が288基備えています。
GPUメモリは6GBでCUDAコア数も1920基です。
動画編集の性能を左右するCUDAコア数だけで考えるとGeForce GTX1070と同等です。
従来GeForce の60番台と言えば、手軽なGPUでエントリー~ミドルクラスという立ち位置でした。
そのためスペックとしても決して高いものではなかったのですが、RTX2060はベンチマークによるとGTX1060の1.4倍の性能アップ、GTX1660の1.2倍となっています。
ではRTX 2060とGTXシリーズの大きな違いを挙げてみます。
まずチップ面積であるダイサイズが、従来のものと比較すると約2.2倍に大きくなりました。
その理由としてあげられるのが、TensorコアとRTコアの追加です。
TensorコアとはNVIDIAの新技術であるDLSSを、実行するために追加するためのコアになります。
DLSS をご存じですか? この新しい RTX テクノロジではディープラーニングと AI のパワーを利用して GPU をトレーニングします。
従来のアンチエイリアス技法を利用する前世代の GPU に比べて最大2倍の速さで実行され、鮮明な画像をレンダリングします。
引用元:DLSS 導入のゲームが続々発表|NVIDIA
DLSSは映像のギザギザ部分を取り除く、アンチエイリアシングのためのもので、よりシャープな映像を楽しめるようになります。
Tensorコアはきれいな映像を保つための機能だと考えて良いでしょう。
もう1つのRT(レイトレーシング)コアとは光の反射などを、リアルタイムに映像に反映する技術を指します。
リアリティのある映像を再現するための機能です。
参考:RTX 20シリーズがPCグラフィックを新たなステージに押し上げる。発表イベントでわかったこと|マイナビニュース
またビデオメモリの規格も、従来のGDDR5から最新のGDDR6に変更されました。
ただ消費電力が増しているため、補助電源のコネクタが8PIN仕様になっています。
そのため既存のパソコンでそのまま入れ替えるのは、ちょっと難しいかもしれません。
RTX2060と従来モデルGTXシリーズとの比較
RTX2060はTensorコアとRTコアが追加されている点で従来品のGTXシリーズとは違うシリーズとなっています。
リアルタイムレイトレーシング対応のゲーム用グラフィックカードとも言えます。
動画編集の用途で使う場合、CUDAコア数がGTX 1070と並ぶという点において幾分低価格になっているようにも思えますが、消費電力が160Wとかなり高いのが難点です。
また価格もGTXシリーズよりすこし高めの設定になっています。
まだ新しい製品だけに、もう少し時間が経過すると値段も落ちついてくるはずです。
今すぐにでも欲しいという人以外は、少し様子を見てもいいかもしれません。
RTX3060が2020年発売開始となり、現在は販売終了しています。
RTX2060搭載パソコンはどんな人におススメ?
RTX2060はかなり高い性能があるため、大抵の動画編集ソフトに対応することができます。
ややハイクラスのパソコンに搭載している傾向があります。
そのため動画編集をするにしても、十分なパワーを持っているパソコンばかりです。
動画編集はもう少し安価なパソコンでも作業自体は全然できますが、4K動画編集など高画質な動画やハイフレームレートの映像を扱う場合はRTX2060がオススメです。
BTOパソコンショップのRTX2060搭載製品はどんな感じ?
マウスコンピューターのRTX2060 SUPER搭載オススメ動画編集パソコン
マウスコンピューターではRTX 2060搭載PCを終了し、RTX 3060搭載PCに更新しています。
G-Tune DG-A7G60(ホワイトカラーモデル)
CPU:Core i5-14400Fグラフィックス:GeForce RTX 4060 8GB
メモリ:16GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe 1TB
シークレット価格 ⇒209800円(税込)
※当サイトはMouse様より特別に許可を頂いてシークレット価格のページを紹介しています
当サイト限定販売でお買い得です。
DAIV FX-I7G7S
CPU:インテル Core i7-14700Fメモリ:32GB PC5-38400
グラフィックス:GeForce RTX 4070 SUPER(12GB)
ストレージ:M.2 SSD NVMe Gen4 1TB + HDD 2TB
水冷CPUクーラー・DVDドライブ標準搭載
電源:750W
338800円(税込)
レノボのRTX2060搭載オススメ動画編集パソコン
レノボではRTX2060搭載モデルを販売終了し、RTX 3050・RTX 3060搭載パソコンに入れ替えています。
Lenovo Legion Tower 5i Gen 8
CPU:Core i7-14700KFグラフィックス:GeForce RTX 4060 8GB GDDR6
メモリ:16GB PC5-38400
ストレージ:M.2 SSD NVMe 1TB
179850円(税込)
ドスパラのRTX2060搭載オススメ動画編集パソコン
ドスパラではRTX2060搭載モデルを販売終了し、RTX 3060搭載パソコンに入れ替えています。
GALLERIA RM7C-R46T
CPU:Core i7-14700Fグラフィックス:GeForce RTX 4060 Ti 8GB
メモリ:16GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe Gen4 500GB
199980円(税込)
※9月13日時点の価格です。最新の価格は公式ページをご確認下さい