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PCを構築する中でハードディスクは、大切なデータを保存したり、ソフトをインストールする際に必要不可欠な部品です。
ハードディスクが故障してしまうとPCとして致命傷ですが、パソコンパーツの中でも故障しやすいパーツであるのも確かです。
仕事でパソコンを使用する方にとっては書類データを作成したり、写真データを大量に保存していることもあるでしょう。
せっかく作成したデータがハードディスクの故障によってすべて喪失してしまった経験がある方もおられるでしょう。
ハードディスクが故障する前に大切なデータは別のハードディスクに保存したいですよね。
幸いなことにハードディスクが故障するときは異常音が鳴るなどの「兆し」があります。
ここでは、ハードディスクが壊れる前触れとなる異常音について解説いたします。
ハードディスクはデリケートな精密機器
ハードディスクは、外から受ける刺激に対して耐性が低いのが難点です。
落下するなどの衝撃が加わることでディスクの表面や回転軸、アームが変形したり傷がつくと故障に繋がります。
そしてハードディスクは、熱に非常に弱いパーツです。
PCはもともと熱を発する精密機器です。
その中でもハードディスクは高速回転により、磁気体にデータが記録されるという仕組みとなっています。
長時間使用すればするほどに熱も発生し、故障の原因となるのです。
他にも、極端な湿度や室温、ハードディスク自体の寿命などもあります。
このようにハードディスクの故障理由は多岐に渡り、急に壊れてしまう場合もあります。
ですが、前兆として異常音が発生する「ヒント」のような症状もあるので、何か気になる音がする場合はパソコンの使用を止めて直ちに対策をとりましょう。
ハードディスクの異常音とは?
・ガリガリ
・ブウォーン
・カランカラン
・カツンカツン
・カンカン
・カチカチ
・ビィィー
これで正しく伝わるのか微妙ですが…(笑)私が聞いたことがあるハードディスクの異常音です。
このような音がしてすぐにハードディスクが故障するわけではありませんが、しばらくすると故障するというケースが多いです。
とにかくこれまでに聞いたことのない音が鳴り始めたら要注意です。
電源を入れたとたんに音がする、またはエクスプローラー(Optionキー+E)を開きデータにアクセスしたとたんに異常音が発生するといった場合も危険なサインです。
これ以外にもケースはさまざまですが、紹介したような症状が続くようだと予備の外付けハードディスクにデータの移動を始めるほうが良いです。
一点アドバイスをするとハードディスクの大量なデータをいっぺんに新しいハードディスクに移動するといったことは止めておきましょう。
私は過去に異常音がした際に焦ってデータ移動をしてしまい、データ移動中にハードディスクが壊れたこともありました。
ハードディスクに大きな負荷がかかるので、少しづつ根気よくデータを移動したほうが良いです。
異常音が発生したときの対策
もしデータのバックアップを取っていなかったら、大切なファイルが消えてしまう恐れも否めません。
もし異常音がハードディスクの寿命からくる症状なら尚更のことです。
まずいえるのは、「日頃からバックアップを取る対策は重要」という点です。
その上で、異常音の原因が分からなければ、専門業者に依頼して原因追求と復旧作業を行ってもらうのがよいです。
ハードディスクはデリケートかつ消耗品でもあるので、個人的には無理な領域まで壊れてしまった際には、専門業者に依頼して大切なデータを抽出してもらいましょう。
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