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mouse F4-I7レビュー 画像・動画編集・ライブ配信の性能をチェック

※2024年4月に更新しました。また本ページにはプロモーションが含まれています。

mouse F4-I7

マウスコンピューターから第12世代インテル Core i7-1260Pを搭載した新製品「mouse F4-I7」をお借りして画像・動画編集やライブ配信の性能を検証・レビューします。

mouse F4-I7は14型のコンパクトなノートパソコンで、ビジネスユースだけではなくちょっとしたクリエイティブにも十分使えるノートパソコンです。

ビデオカードが搭載していない点で、クリエイターやゲームユーザーはスルーしてしまいがちですが、パワーアップしたインテルCore i7はビデオカードなしでもかなり性能が良いです。

mouse F4-I7はマウスコンピューターの第12世代インテルCPU搭載ノートパソコンの中でも低価格である点も見逃せません。

ここではmouse F4を使って画像編集と動画編集の検証を実施し、mouse F4の使用感とメリット・デメリットについて挙げてみようと思います。

>>mouse F4-I7の検証をすぐに確認したい方はこちら

mouse F4-I7I01OB-A

CPU:Core i7-1260P 
グラフィックス:インテル Iris Xe グラフィックス 
メモリ:32GB PC4-25600 
ストレージ:M.2 SSD NVMe Gen4 1TB 
液晶モニター:14型ノングレア液晶 

149800円(税込)

>>公式ページを見る


記事監修者

動画編集者・ビデオグラファー おーとふぉーかす

大阪で映像制作会社を経営する傍ら、BTOパソコンで動画編集を検証するブログ「動画編集パソコン速報」を管理しています。

2017年から年間20台以上、累計100台以上のパソコン検証を実施してレポートしてきました。

PC通販サイトとコラボで動画編集用パソコンの企画や限定クーポンの配布も実施しています。


mouse F4-I7をRAW現像/動画編集・ライブ配信で使ってみた感想

mouse F4-I7 左:オリーブブラック 右:シャンパンゴールド

mouse F4-I7はマウスコンピューターのオフィスワーク向けノートパソコンブランドの新製品で、2022年11月末日にリリースしています。

マウスコンピューターにはmouseシリーズの他にクリエイター用のDAIVシリーズとゲームユーザー向けのG-Tuneシリーズがあります。

テレワークに使いやすい14インチのノートパソコンはmouse F4以外にDAIV Z4・S4があります。

mouse F4-I7 DAIV Z4-I7I01SR-A DAIV S4-I7G50CB-B
CPU:Core i7-1260P CPU:Core i7-1360P CPU:Core i7-13700H
グラフィックス:インテル Iris グラフィックス グラフィックス:インテル Iris グラフィックス グラフィックス:GeForce RTX 4060 Laptop GPU
メモリ:16GB メモリ:16GB メモリ:32GB
起動ディスク:M.2 SSD NVMe 512GB 起動ディスク:M.2 SSD NVMe Gen4  512GB 起動ディスク:M.2 SSD NVMe Gen4 1TB
液晶ディスプレイ:フルHD ノングレア 液晶ディスプレイ:1,920×1,200 (WUXGA) ノングレア
sRGB比100%
液晶ディスプレイ:フルHD ノングレア
sRGB比100% 出荷前カラーキャリブレーション済
重量:1.38kg 重量:0.98kg 重量:1.78kg
駆動時間:10時間 駆動時間:10時間 駆動時間:13.5時間
その他:DolbyAtmos 対応 その他:DolbyAtmos・DolbyVision 対応 その他:DolbyAtmos 対応
価格:149800円 価格:199800円 価格:229900円

※価格は2023年8月の標準小売価格です

mouse F4-I7はクリエイター向けの14インチノートと同じCPU・メモリ容量・起動ディスク容量で性能的には何ら遜色ありません。

一方でDAIV Z4-I7I01SR-Aの液晶ディスプレイはsRGBカバー率100%、さらにDAIV S4-I7G50CB-Bは出荷前にX-Rite社のキャリブレーションセンサーでカラーキャリブレーション後に出荷されるという違いがあります。

つまり液晶ディスプレイの色再現性の高さで価格に違いが出ており、写真や動画編集といったクリエイティブについてはほぼ同じように実施できると考えて良いでしょう。

RAW画像編集のように液晶ディスプレイの色表現がクリエイティブに影響を及ぼす場合はDAIVシリーズから選ぶのも良いと思いますが、プロの方なら業務用のカラーキャリブレーションモニターを使うはずです。

画像はマウスコンピューター 公式通販サイト mouse F4 から引用

ここで紹介した3製品は全てHDMIやUSB Type-Cで映像を外部出力できるので、プロのフォトグラファーの方でもRAW現像編集の用途で十分使えるノートパソコンと言えるのではないでしょうか。

それよりも価格差が大きいので、より低価格な14インチのノートパソコンを求める方にはかなりお買い得なノートパソコンであると言えるでしょう。

マウスコンピューターではこれまで売れ筋の14インチ低価格ノートパソコンにmouse X4シリーズをラインナップしていましたが、インテル第11世代⇒第12世代更新のタイミングでmouse F4シリーズが新発売しています。

画像はマウスコンピューター 公式通販サイト mouse F4 から引用

mouse F4シリーズとmouse X4シリーズの違いはCPUの世代の違いもありますが、その他にM.2 SSD NVMe Gen4のスロットが2スロット備わる点も大きな違いです。

一時データ保存用の2ndストレージに起動ディスク並の高速読込可能なM.2 SSD NVMeを搭載することで、動画編集ではコマ落ちの少ないプレビューを実現することが可能です。

例えばOBSでライブ配信 + 録画をする際にも録画データの保存先を2ndのM.2 SSD NVMeにすればOSの保存容量を圧迫することもありません。

後で詳しく検証していますが、Premiere Proによる4K30Pの1トラックのカット編集ぐらいなら問題なく出来ます。

>>動画編集の検証をすぐに確認する

mouse F4-I7の特長

mouse F4-I7の天板

mouse F4シリーズの商品コンセプトは「オフィスワークに加え、テレワーク対応でエンタメまで楽しめるintel 第12世代CPU搭載」といった通りで、主にノートパソコンを持ち歩くビジネスユーザー向けの製品となっています。

その中でもmouse F4-I7はCore i7-1260Pを搭載したCPUが強いモデルです。

12コア16スレッド、ターボ・ブースト利用時の最大周波数 4.70 GHzでモバイル用CPUとは思えないようなスペックです。

Core i7-1260P vs M1 Pro vs Core i7-10700 マルチスレッド性能比較 画像引用元:PassMark

Core i7-1260PのベンチマークをPassMarkで確認してみても分かる通り、マルチコア性能は2世代前のデスクトップCPU Core i7-10700とあまり変わらないとのこと。

そしてCore i7-1260PはApple M1 Proに迫る性能です。

Core i7-1260P vs M1 Pro vs Core i7-10700 シングルスレッド性能比較 画像引用元:PassMark

シングルスレッド性能ではApple M1 Proが秀でているようですね。

それにしてもmouse F4のCPU、テレワークでこのスペックは強すぎでしょ。

画像はマウスコンピューター 公式通販サイト mouse F4 から引用

mouse F4シリーズはパワーデリバリー対応のThunderbolt4 ポートとUSB Type-Cポートが備わっています。

USB Type-C接続のデバイスが増えた昨今では高い利便性があります。

またそれらの端子は映像出力にも対応しているので、mouse F4シリーズ本体のディスプレイを含めて最大4つの画面で画像・動画編集をすることができます。

mouse F4はSDカードスロットが搭載

そしてmouse F4シリーズはSDカードスロット(UHS-I対応)が搭載されているので、カメラのSDカードから写真を取り込むことも可能です。

最近はUSBケーブルやWiFiで撮影した写真を取り込むことが多くなってきましたが、大容量の写真データをパソコンに取り込むにはSDカードスロットがあるほうが良いに決まっています。

Micro SDカードスロットではない点も写真編集に向いていると言えますね。(欲を言えばUHS-II対応がイイですが)

チェック!

マウスコンピューター公式サイト: mouse F4-I7I01CG-A の購入者レビューを確認する

mouse F4-I7の仕様

mouse F4-I7 オリーブブラック

CPU インテル Core i7-1260P
グラフィックス インテル Iris Xe グラフィックス(CPU内蔵GPU)
メモリ 16GB DDR4 (PC4-25600)
ディスクストレージ M.2 SSD NVMe 512GB
液晶ディスプレイ 14.0型 フルHDノングレア液晶/ リフレッシュレート 60Hz
インターフェース Thunderbolt 4 ×1 (ディスプレイ出力・PD対応)
USB 3.1(10Gbps / Type C形状)x1
(DisplayPort Alt mode・DP1.4対応/PD対応※65W以上)
USB3.0(10Gbps / Type A形状)x2
HDMI x1
重量 1.38kg
バッテリー駆動時間 10時間

mouse F4-I7は第12世代Core i7-1260Pのほかにもメモリ16GBと保存ディスクは512GBの充実したスペックです。

mouse F4-I7 標準アクセサリーのACアダプター

付属のACアダプターの重量は約230gでノートパソコンの中でもかなり軽い部類に入ります。

もちろんこれを持ち歩いて使ってもよいのですが、mouse F4-I7はThunderbolt 4とUSB Type-Cポートが両方ともパワーデリバリーに対応しており、条件の合うAC充電器を使用することができます。

mouse F4の有料オプション ロングケーブル(1.8m)付属のUSB Power Delivery

マウスコンピューター公式通販サイトではカスタマイズページでUSB Type-C用のAC充電器を追加購入できます。

参考情報:おすすめカスタマイズパーツ&サービス「USB Power Delivery対応 AC充電器」|mouse公式

こちらの方がよりコンパクトで持ち運びに便利で、定格出力電圧も100Wと大きいので、mouse F4-I7を購入する場合はぜひ合わせて利用したいアイテムでしょう。

USBケーブルの片側先端がマグネットで着脱式になっているため、パソコン側に挿し込んでおけば暗がりでも簡単に接続することができるので便利です。

USB Power Delivery対応 AC充電器はマウスコンピューターのDAIV Z4やDAIV Z6シリーズでも利用できるので、私も欲しいのですが単品購入はできないみたいですね。

mouse F4-I7の液晶ディスプレイとwebカメラ

mouse F4-I7の液晶ディスプレイ

mouse F4-I7の液晶ディスプレイは上部約8mm、左右4.5mmの狭縁ベゼルで上部中央にウェブカメラを搭載しています。

ウェブカメラの画素数は100万画素でWindows Hello 顔認証に対応するので、パスワードを打ち込む手間を省けます。

mouse F4-I7のインターフェース

mouse F4-I7の左側面

mouse F4-I7の接続端子は左側にUSB 3.1(Type-C)の端子が一つとUSB USB3.0(Type-A)が一つ、そしてSDカードスロット(UHS-I対応)、ヘッドホン出力端子(ヘッドセット 4極対応)が備わっております。

mouse F4-I7の右側面

mouse F4-I7の右側にはThunderbolt 4(Type-Cと同じ)、USB USB3.0(Type-A)、HDMI端子、電源ポートがあります。

mouse F4-I7の背面

mouse F4-I7の背面には接続端子が備わっていません。

厚さは接地面から計測すると2.4cmほどになります。また、厚さは全面で変化がないのも特徴的です。

mouse F4-I7のキーボード操作性

mouse F4-I7のキーボードとタッチパッド

mouse F4-I7のキーボードは全部で83キーあり、キーピッチは約19mm、使用中はホワイトのLEDバックライトが点灯します。

配列はDAIV Z4も同じで、キーは丸みがありMacbookとよく似た印象があります。

タッチパッドの広さは十分で、パームリジェクション機能が備わり、指以外の部分が触れても誤作動しません。

mouse F4-I7のキーボード

キーストロークは1.2mmで打ちやすいですよ。

mouse F4-I7のベンチマーク

PCMARK10のスコア 写真拡大

Blackmagic RAW Testのスコア 写真拡大

mouse F4-I7のベンチマークをPCMARK10で計測してみました。

総合スコアは5,115となり、写真編集スコアは10,845・レンダリングスコアは4,047、ビデオ編集スコアは4,188となっています。

DaVinci Resolveに同梱のBlackmagic RAW Speed TestでRAW編集の対応レベルを計測してみると、CPUは6K25Pまで対応し、GPUは画質設定次第で6K30Pまで対応するようになっています。

CrystalDiskMarkで読み書き速度を実測

また、mouse F4-I7の起動ディスクの性能をCrystalDiskMark 8.0で計測してみるとシーケンシャルリード(読み込み速度)が2,487MB/sで、シーケンシャルライト(書き込み速度)が1,839MB/sとなっています。

mouse F4-I7のM.2 SSDスロットはGen4に対応しており、公式通販サイトで購入時にM.2 SSD NVMe Gen4にアップグレード可能です。

動画編集では読み込み速度が早いほどコマ落ちを抑えることができるので、おすすめのアップグレードポイントです。

マウスコンピューター直販サイトで購入する際はぜひオススメしますよ。

>>mouse F4-I7のカスタマイズページを確認する

mouse F4-I7で検証 -写真編集-

LUMIX GH6でRAW画像撮影

ここではmouse F4-I7によるRAW現像を検証してみようと思います。

LUMIX GH6は有効画素数2521万画素のマイクロフォーサーズセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラです。

GH6は写真用途よりも動画用途としてのファンが多いカメラですが、写真性能も優れており、最大5776×4336(4:3)の解像度でA1に適した画質を得られます。

今回はRAWの最高画質設定で撮影したデータをLightroom Classic CCに読み込んで編集中の快適さを確認してみます。

Lightroom Classic CCの環境設定

Lightroom Classic CCの環境設定は「環境設定」⇒「パフォーマンス」⇒ Camera RAWのグラフィックプロセッサーを使用 ⇒ カスタムにして「画像処理にGPUを使用」にチェックを入れています。

Intel Iris Xe GraphicsはCPU内蔵GPUなので、ビデオカードのような高い画像処理能力はないものの、制限付きのグラフィックアクセラレーション(GPU支援)を得られるはずです。

一方、「書き出しにGPUを使用」はグレーアウトしています。ビデオカード搭載のノートパソコンであればチェック可能です。

Lightroom Classic CCでRAW現像 画像拡大

Lightroom Classic CCでLUMIX GH6の撮影データ(102枚)を読み込み、現像モジュールで色編集をした後、設定をコピーし102枚のJPEG画像を最高画質で書き出しします。

RAW現像⇒書き出し作業中のCPU・GPU使用率やメモリ消費量をタスクマネージャーで確認します。

Lightroom Classic CCでRAW現像中 画像拡大

Lightroom Classic CCでJPEG書き出し中 画像拡大

Lightroom Classic CCはRAWデータを読み込んだ状態ではCPU・GPUどちらもほとんど動きがありません。

メモリの消費量は16GBメモリを11.6GB消費しています。

RAW現像をしている最中もCPUとGPUの使用率はほとんど上昇することはありませんでした。

Lightroom Classic CCに102枚のRAWデータを読み込み(コピー)完了するまでの時間は12秒程です。

Lightroom Classic CCで補正したRAWデータから102枚のJPEG画像を最高画質設定で書き出しします。

JPEG書き出し中のCPU使用率は100%まで上昇し、GPUの使用率は2%でほとんど動きがありません。

Lightroom Classic CCではJPEG書き出し中に内蔵GPUは動かないようですね。

参考情報:Lightroom Classic ではグラフィックプロセッサーをどのように使用しますか?|Adobeヘルプ

102枚のJPEG書き出しが完了するまでの時間は2分10秒かかりました。

mouse F4-I7はLightroom Classic CCによるRAW現像中に動きが重くなることは一切なく、比較的早くJPEG書き出しも完了します。

一般的な写真編集に使うパソコンとして申し分ない性能を持っていると思います。

mouse F4-I7で検証 -動画編集-

動画編集の検証で利用したLUMIX GH6

次にmouse F4-I7で動画編集を検証してみます。
Panasonic LUMIX GH6で撮影したデータを使用します。
FHD120P・4K30P・4K60Pで撮影しています。

それぞれの詳しい記録方式は以下になります。

使用した映像データ

✅LUMIX GH6 FHD120P動画編集(MOV LongGOP FHD119.88p 422 10bit 150Mbps HLG)
✅LUMIX GH6 4K30P動画編集(MOV LongGOP 4K29.97p 422 10bit 150Mbps HLG)
✅LUMIX GH6 4K60P動画編集(MOV LongGOP 4K59.94p 422 10bit 200Mbps HLG)

データをすべてCドライブに保存してPremiere Proを使って動画編集をします。

環境設定 ⇒ メディア ⇒「H.264/HEVC ハードウェアによる高速デコーディング」にチェック、「Intel」と「Nvidia」にもチェックが入っていることを確認します。

またPremiere Proのプログラムモニターは常時「フル画質」を設定しています。

FHD120P編集

mouse F4-I7でFHD120P 422 10bit カット編集 画像を拡大

まずはmouse F4-I7でFHD120Pのカット編集を実施してみましょう。

CPUがCore i7-1260Pであれば、FHD解像度(1920×1080)の一般的なフレームレート(30P・60P)の動画編集は全く問題ありません。

なので、負荷の大きい120fps(1秒間に120枚の静止画像で構成された映像データ)のFHD動画編集がmouse F4-I7でどのぐらい対応できるか検証してみました。

LUMIX GH6ではMOV LongGOP FHD119.88P 422 10bit 150Mbps HLGで撮影できるので、この映像データを使ってカット編集・テロップ・BGMを挿入してみます。

また、合わせてカラーグレーディングを実施します。

タイムラインに調整レイヤーを追加してLumetri カラーで基本補正、クリエイティブを使ってカラーグレーディングを行います。

再生中のCPU使用率は58%前後を推移し、内蔵GPU(インテル Iris Xe グラフィックス)の使用率は55%前後を推移します。

メモリの消費量は16GBのうち11.1GB(71%)です。

Premiere Proの環境設定ではメモリ容量を11GBまでPremiere Proに割り当てるように設定していますので、FHD120Pならメモリ容量も16GBで問題ありません。

コマ落ちインジケーターで0フレームのコマ落ち

3分02秒のシーケンスをフル画質設定で最初から最後まで再生すると、コマ落ちインジケーターでは0フレームのコマ落ちです。

プレビュー中のカクつきは全くありません。

フルHD120P 422 10bitの1トラックカット編集・カラーグレーディングは非常に快適です。

4K30P 422 10bit編集

mouse F4-I7で4K30P 422 10bit カット編集 画像を拡大

次にmouse F4-I7でGH6の4K(UHD)30P映像データでカット編集を試みます。

さすがにビデオカード非搭載のmouse F4-I7では4K編集がちょっと厳しいかもしれませんね。

GH6 で撮影したMOV LongGOP 4K29.97p 422 10bit 150Mbps HLGのデータをカット編集・テロップ・BGMを挿入してみます。

カット編集中のCPU使用率は71%前後を推移し、内蔵GPU(インテル Iris Xeグラフィックス)の使用率は86%前後の高い数値で推移しています。

コマ落ちインジケーターで0フレームのコマ落ち

しかし、3分47秒のシーケンスを最初から最後まで再生したときに発生したコマ落ちは0フレームとなりました。

mouse F4-I7でシンプルな4Kカット編集ならできそうです。

mouse F4-I7で4K30P 422 10bit カラーグレーディング 画像を拡大

次に同じシーケンスでカラーグレーディングを実施してみると、CPU・GPU使用率とメモリ消費量がぐっと上がります。

CPU使用率は74%、メモリ消費量は12.1GB(77%)、GPU使用率は100%となりました。プレビューはかなりカクつきます。

コマ落ちインジケーターで3140フレームのコマ落ち

さっきと同じシーケンス(尺3分47秒)を最初から最後まで再生すると3140フレームのコマ落ちが発生しました。

mouse F4-I7で4K30P 422 10bitのカラーグレーディングはやや厳しい結果となりました。

4K60P編集

mouse F4-I7で4K60P 422 10bit カット編集 画像を拡大

次にLUMIX GH6で撮影した4K(UHD)59.94P 4:2:2 10bit(MOV)の素材を使って編集してみます。

今回検証したデータの中では最高品質の画質となります。

CPUの使用率は94%前後の高い数値で推移し、内蔵GPUは22%前後を推移します。

プレビュー中はかなりカクカクした動きになり、プレビュー映像もかなり飛び飛びになります。

コマ落ちインジケーターで6231フレームのコマ落ち

2分04秒のシーケンスを再生して発生したコマ落ちフレームは6231フレームとなり、動画編集はかなりやりづらいです。

mouse F4-I7はLUMIX GH6で撮れるフルHDは問題なく編集可能。

4K30P 422 10bitならシンプルなカット編集ができ、4K60Pではスペック不足で動画編集はキビシイといった感じです。

4K30P⇒4K30P書き出し

mouse F4-I7で4K30P 422 10bit 書き出し 画像を拡大

次にmouse F4-I7とPremiere Proで書き出しテストを実施します。

書き出したのはMOV LongGOP 4K29.97p 422 10bit 150Mbps HLGで編集したシーケンスです。

書き出し設定は4K30Pシーケンス(3分47秒)からH.264の4K(UHD 3840×2160)、ターゲットビットレートは50MbpsのVBR 1パス。

ソフトウェアエンコーディングとハードウェアエンコーディングでそれぞれ書き出し時間を計測します。

書き出し時間はそれぞれ以下のようになりました。

4K30P 書き出し(3分47秒の動画)

ソフトウェアエンコーディング 12分48秒
ハードウェアエンコーディング 11分02秒

ソフトウェアエンコーディング時

ハードウェアエンコーディング時

書き出し時のCPUやGPUの使用率もチェックしてみました。
ソフトウェアエンコーディングではCPUの使用率が91%前後で推移し、内蔵GPUは96%前後で推移します。

続いてハードウェアエンコーディングではCPUの使用率が59%前後で推移し、内蔵GPUは99%前後で推移します。

内蔵GPUのハードウェアエンコーディングはグラフィックカード搭載パソコンほどの書き出し時間短縮効果はありませんが、それでもできないよりは全然良いですよね。

mouse F4-I7の4K⇒4K書き出しはやや時間がかかると考えておいた方が良さそうです。
もしビデオカード搭載のデスクトップPCを所有しているなら、編集後の書き出しはデスクトップで行ったほうが早いかもしれませんよ。

mouse F4-I7でライブ配信の検証

mouse F4-I7でOBS配信

最後にライブ配信の検証です。

mouse F4-I7にOBS Studioをインストールし、配信スイッチャーから映像を入力してYouTube Liveで配信します。

OBSの自動構成ウィザード テスト結果

ライブ配信前にmouse F4-I7でOBSの自動構成ウィザードを走らせると、フルHD 60FPS、映像ビットレートは10Mbpsが理想となりました。

配信エンコーダーはハードウェア(QSV,H.264)となっています。

この設定を適用してライブ配信を行いました。

OBS + YouTube配信時のマシン負荷 画像を拡大

OBS配信時のCPU使用率は9%前後で推移し、メモリ消費量は5.6GB、GPUの使用率は42%前後で推移します。

インターネットはNTTの光回線(ひかり配線方式)で、USB-LANアダプターを介してmouse F4-I7に有線接続しています。

mouse F4-I7でOBS配信

30分程のYouTubeライブ配信をしてみたところ、接続状態は非常に良好となっておりました。

シンプルなライブ配信ならmouse F4-I7で問題ないでしょう。

mouse F4-I7レビュー まとめ

mouse F4-I7

mouse F4-I7の画像・動画編集とライブ配信の検証を実施してみました。

当初想定したよりも性能が良く、過去にレビューしたCore i7-12700H搭載パソコンと比べてもさほど変わりなく動画編集に十分利用できることが分かりました。

個人的な意見ですが、mouse F4-I7はLANポートを搭載していれば満点です。

ライブ配信で使うにはLANポート付きのUSBハブやUSB LANアダプターが別途必要になるという難点があります。

mouse F4-I7はWi-Fi 6対応の無線LANモジュールを搭載しているので、Wi-Fi 6の無線ルーターでどのぐらいインターネット回線の速度が出るのかも興味が湧くところでしょう。

mouse F4-I7はテレワーク+ライトなクリエイティブに十分使えるノートパソコンです。

ブログ執筆やYouTube動画編集をコワーキングスペースでやりたい方にイチオシですよ。

mouse F4-I7I01OB-A

CPU:Core i7-1260P 
グラフィックス:インテル Iris Xe グラフィックス 
メモリ:32GB PC4-25600 
ストレージ:M.2 SSD NVMe Gen4 1TB 
液晶モニター:14型ノングレア液晶 

149800円(税込)

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