※2024年9月に更新しました。また本ページにはプロモーションが含まれています。
4:2:2 10bit動画を編集できるパソコンをパソコン工房で見積もりしてもらいましたよ。
ドスパラ、マウスコンピューターにも見積り・相談してみた結果、パソコン工房が一番価格安めで構成してくれました。
4:2:2 10bitに必要なグラフィックカードについて良く分かりましたのでシェアしますね。
この動画で動画編集向けパソコンの失敗しない選び方を解説したので、ぜひ視聴してみて下さい。
4:2:2 10bitとは?
4:2:2 10bitについて僕が知ったのはDaVinci Resolve12.5をインストールした時です。
10bitと4:2:2について前回の記事で詳しく解説しましたが、YouTube動画でメチャクチャ分かりやすく解説してくれていましたので紹介します。
iKouzacomさんの動画です。4:2:2 10bitを知らない方はぜひ視聴してみてください。
民生用のカメラで4:2:2 10bitを扱えるものは限られていますが、今後増えると思います。
4:2:2 10bit対応のカメラ
Canon EOS R5 | 8K/30P 4:2:2 10bit/12bit RAW |
SONY α7SⅢ・α7Ⅳ | 4K/120P 4:2:2 10bit |
Panasonic GH5・GH5S・GH5M2・BGH1・GH6 | 4K/60P 4:2:2 10bit |
Panasonic S1・S1H・S5 | 4K/30P 4:2:2 10bit(別売アップグレードソフトウェアキーが必要) |
FUJIFILM X-T4 | 4K/60P 4:2:0 10bit |
Pocket Cinema Camera 4K(BMPCC4K)・6K | 10bit ProRes・12bit RAWに対応 |
2022年3月調べ
LUMIX GH5が4:2:2 10bitに対応したことで認知されはじめた感じです。
4:2:2 10bitは高画質な反面、データ量が大きいのでSDカードやパソコンの容量も合わせて大容量・高スペックなものを使う必要があります。
パソコン工房の4:2:2 10bit対応PCはお値段安め
LEVELとSENSEのどちらが良い?
パソコン工房の動画編集向けパソコンは大きく分けて2種類あります。
ゲーミングPCブランドのLEVELシリーズとクリエイター向けPCブランドのSENSEです。
ゲーミングパソコンもハイエンドのCPUやグラフィックカードを搭載していますので、ゲーミングPCブランドのLEVELでも動画編集に使えます。
ただし冷却性能の高さではSENSEのほうが優位で、ケース前後にファンがあり側面にも通気口があります。
10bit動画は書き出し時、CPUに相当の負担がかかるので、ケースデザインにこだわりがないなら、冷却性能が高いSENSEを選んでおいて間違いないでしょう。
フルカスタマイズは店員さんに相談がオススメ。価格重視ならネット通販
「4:2:2 10bitの動画編集できるパソコンで」と要望を伝えると、いつも対応してくれる動画系のパソコンに詳しい販売員さんが対応してくれましたよ。
4:2:2 10bitの動画編集におススメのパソコンは以下の点にチェックすれば良いそうです。
4:2:2 10bit対応PCのポイント
・Core i9-9900Kが良い
・CPUクーラーは水冷ユニットがオススメ
・グラボはQuadro P2000で十分
動画編集用途でも最近はゲーミング用で人気のGeForceシリーズを搭載したパソコンが増えていますが、10bit出力に対応していません。
最近登場したGeForceハイエンドモデルのRTXシリーズがRTX STUDIO(ドライバ?)で10bit対応するような情報もありますが、公式ページでも名言していないので、10bit対応が確実なQuadoroにしておいたほうが良いとのことです。
参考情報:RTX Studio ノートPCが実現する、最高レベルのビデオ編集、3D レンダリング性能|NVIDIA
パソコン工房の4:2:2 10bit対応動画編集パソコンの見積内容と感想
CPU | Intel Core i9 9900K (8コア/16スレッド/定格クロック数3.6GHz/ブースト時5.0GHz) |
CPUファン | 水冷CPUクーラー |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB M.2 SSD NVMe |
HDD | なし |
グラフィックカード | NVIDIA Quadro P2000(ビデオメモリ5GB) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
送料 | – |
値引き後の価格 | 220,996円 |
パソコン工房が見積もってくれた構成はマウスコンピューター・ドスパラに比べるとやや控えめなスペックとなっています。
他メーカーのオススメPC
・マウスコンピューター⇒AMD Ryzen3900X搭載PC
・ドスパラ⇒Core i7 + Quadro P2200搭載PC
パソコン工房の店員さんはパソコンに詳しい方が多く、必要最低限の仕様に構成してくれた感じですね。
メモリが16GBと控えめ過ぎるので、32GBにアップグレードしてもよさそうです。
Quadro P2000の増設工賃はサービス、値引きも交渉なしで最初から適用してくれました。
グラフィックカードはCG系の編集を頻繁にやらないならP2000でも十分みたいです。
どのBTOパソコンショップさんも4:2:2 10bitは水冷クーラーを勧めてるので、エンコーディング時の発熱は心配されるようです。
その点では水冷クーラー搭載PCが充実した、飯山工場でPCを組むマウスコンピュータとパソコン工房に分があります。
けど、購入後もパーツ交換など面倒を見てくれるドスパラも捨てがたいですね。
ドスパラの422 10bit向けPC
この記事のまとめ
こんな感じです!
同日にマウスコンピューターとドスパラで相談しましたが、パソコン工房が一番低価格な構成にしてくれました。
もっと予算高めに考えていたのでちょっと拍子抜けしたほどです。
RTX STUDIOの情報も得れたのは幸運でしたよ。
以下には今回販売員さんに相談したことで分かった、4:2:2 10bit動画編集におススメのパソコンを紹介しておきますので参考にしてください。
パソコン工房の4:2:2 10bitにオススメスペック
Lenovo Legion Tower 5i Gen 8
CPU:Core i7-14700KFグラフィックス:GeForce RTX 4060 8GB GDDR6
メモリ:16GB PC5-38400
ストレージ:M.2 SSD NVMe 1TB
179850円(税込)
マウスコンピューターの4:2:2 10bitにオススメスペック
G-Tune DG-A7G60(ホワイトカラーモデル)
CPU:Core i5-14400Fグラフィックス:GeForce RTX 4060 8GB
メモリ:16GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe 1TB
シークレット価格 ⇒209800円(税込)
※当サイトはMouse様より特別に許可を頂いてシークレット価格のページを紹介しています
当サイト限定販売でお買い得です。
DAIV FX-I7G7S
CPU:インテル Core i7-14700Fメモリ:32GB PC5-38400
グラフィックス:GeForce RTX 4070 SUPER(12GB)
ストレージ:M.2 SSD NVMe Gen4 1TB + HDD 2TB
水冷CPUクーラー・DVDドライブ標準搭載
電源:750W
338800円(税込)
ドスパラの4:2:2 10bitにオススメスペック
GALLERIA RM7C-R46T
CPU:Core i7-14700Fグラフィックス:GeForce RTX 4060 Ti 8GB
メモリ:16GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe Gen4 500GB
199980円(税込)
※9月13日時点の価格です。最新の価格は公式ページをご確認下さい