※2024年9月に更新しました。また本ページにはプロモーションが含まれています。
ドスパラ通販サイトの運営会社 サードウェーブから第13世代インテルCore i7-13700Hを搭載した新製品「GALLERIA XL7C-R45-5(旧名 GALLERIA R5-RL5)」をお借りして動画編集性能を検証・レビューします。
クリエイティブやゲーミング向けのノートパソコンの中でも、GALLERIA XL7C-R45-5は比較的手に入れやすい価格ながらも充実したスペックであるのが特長です。
1TBの起動ディスク(M.2 SSD NVMe Gen4)でかなり攻めた価格設定。
お買い得なノートパソコンです
手軽に撮影してサクサク動画編集を進めたいVlogクリエイターにおすすめのノートパソコンです。
ここではGALLERIA XL7C-R45-5でGoProとLUMIX GH6の画像編集を実施し、GALLERIA XL7C-R45-5の動画編集性能や使用感について解説してみようと思います。
>>GALLERIA XL7C-R45-5の検証をすぐに確認したい方はこちら
GALLERIA XL7C-R45-5
CPU:インテル Core i7-13700Hグラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 4050 6GB
メモリ:16GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe 500GB Gen4
液晶モニター:15.6型フルHDノングレア液晶
174980円(税込)
※9月13日時点の価格です。最新の価格は公式ページをご確認下さい
目次
GALLERIA XL7C-R45-5を使ってみた感想
GALLERIA XL7C-R45-5はサードウェーブのクリエイターノートPCで、2023年5月頃から発売開始となっています。
インテル 第13世代CPU Core i7-13700H(14コア20スレッド 定格クロック 3.70GHz ブースト時5.00GHz)を採用し、ビデオカードも搭載している高スペックな仕様です。
公式通販サイトのユーザーレビューでは「立ち上がりが早い」「モニターの発色がキレイ」という意見も見られ、実際に起動してみると確かに早い。
起動ディスクに高速なM.2 SSD Gen4が装備されているので納得です。(CrystalDiskMarkの結果はこちら)
買う前に細かく見ないと分かりにくい部分ですが、Gen4のM.2 SSDが1TB容量搭載でこの価格は珍しいです。
また、GALLERIA XL7C-R45-5はM.2 SSD NVMeのスロットが起動ディスクの他に1スロット余っているので、データ保存先としてもう一基M.2 SSDの追加ができます。
空きスロットはM.2 SSD Gen3かGen4の記載がないので恐らくGen3かと。
参考情報:GALLERIA XL7C-R45-5の仕様|ドスパラ公式通販サイト
撮影データの保存先として2nd M.2 SSDを選ぶことで、起動ディスクの保存容量を圧迫することがないため高速読込を維持できます。
これにより動画編集ではコマ落ちの少ないプレビューが可能です。
ブライダル界隈で使うエンドロール動画編集用のノートパソコンならGALLERIA XL7C-R45-5を強く推したいところ。
GALLERIA XL7C-R45-5は重量が2.2kgとやや重いのですが、最近流行りの薄型ノートでは冷却性能が低いので、むしろこれぐらいの大きさ・厚さがあるほうが運用面でも安心感があります。
後の検証でも解説している通り、Premiere ProによるGoPro Hero12撮影素材の動画編集が快適に実行できます。
>>GALLERIA XL7C-R45-5のGoPro動画編集検証を見る
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GALLERIA XL7C-R45-5の特長
GALLERIA XL7C-R45-5の主な特長は
✅sRGBカバー率99%(sRGB比約100%)の液晶ディスプレイ
✅HDMI・miniDisplayPortによる最大3画面のマルチ表示可能
✅Wi-Fi 6E + Bluetooth 5.3対応
といった感じでクリエイティブ用途の設計はしっかり押さえつつ、さらにビデオカードでNVIDIA GeForce RTX 4050(Laptop GPU)を搭載しています。
GALLERIA XL7C-R45-5は背面にHDMIとminiDisplayPortが一つずつ備わっております。
この端子を使って外部ディスプレイに有線接続することで最大3画面映像を出力することができます。
GALLERIA XL7C-R45-5の上位モデルのGALLERIA XL7C-R46H-6はUSB Type-CポートがThunderbolt 4ポートになっているので、商品の棲み分けがなされています。
Thunderbolt 4対応の周辺機器を使用する予定がない場合はUSB Type-CポートのGALLERIA XL7C-R45-5でも十分でしょう。
また、GALLERIA XL7C-R45-5は顔認証対応IRカメラを搭載しているので、初回起動時に顔認証の設定を済ませておけばパスワードなしでWindowsのロック解除ができるようになり便利です。
GALLERIA XL7C-R45-5の動画編集時のメリットの一つにSDカードスロット(UHS-I対応)が標準搭載である点が挙げられます。
カメラから撮影データをすぐに取り込むことができるので、やっぱりあると便利ですね。
最近はUSBケーブルやWiFiを利用してデータを取り込むこともできるようになっていますが、容量が大きい動画のデータをパソコンに転送するにはSDカードを使うほうが便利です。
Vlogの撮影にGoProのようなアクションカメラを使う場合は、撮影データの取り込みにSDカードアダプターが必要になるでしょう。
GALLERIA XL7C-R45-5の仕様
CPU | インテル Core i7-13700H |
グラフィックス | RTX 4050 Laptop GPU (6GB)/ インテル Iris Xe グラフィックス(CPU内蔵GPU) |
メモリ | 16GB DDR4 (PC4-25600) |
ディスクストレージ | 1TB NVMe SSD Gen4 |
液晶ディスプレイ | 15.6型 WQHD液晶(2560×1440ドット表示)/ リフレッシュレート 165Hz・40Hz |
その他 | USB Type-C:USB3.2 Gen2 x1 USB Type-A:USB3.2 Gen2 x2 / USB2.0 x1 サウンド端子:マイク入力端子×1 ヘッドフォン出力端子×1 映像出力端子:HDMI2.1 x1、MiniDP x1 |
重量 | 2.2kg |
バッテリー駆動時間 | 6.1時間 |
販売価格 | 174980 円(税込) |
※価格は2024年9月にドスパラ通販サイトで調べています(変更の可能性あります)
GALLERIA XL7C-R45-5のCPUは第13世代Core i7-13700Hで14コア20スレッド、内蔵GPUにインテル Iris Xe グラフィックスが備わっています。
ターボブースト時の最大周波数は5.00GHzでCPUキャッシュは24MB。最大メモリサイズは64GBまで対応しています。
同時期にリリースしたインテル Core i7-13700HXが第13世代の最上位CPUで、BTOメーカーではCore i7-13700HがメインストリートのCPUとなっています。
PassMarkのベンチマークを見れば、Core i7-12700Hと比べると約3000ポイントの性能差で、Mac M2 Maxとは3400ポイント上回っています。
シングルスレッド性能はM2 MAX 12コアがやや優勢で、Core i7-13700Hの181ポイント上のスコアを出しています。
14インチのM2 Max搭載 Macbook Proの販売価格が448,800円であることを考えると、GALLERIA XL7C-R45-5の価格の安さを感じずにはいられません。
GALLERIA XL7C-R45-5のベンチマーク
GALLERIA XL7C-R45-5のベンチマークをPCMARK10で計測してみました。
総合スコアは7,256となり、もはやデスクトップPCを凌駕するスコアを出しました。
その他のスコアは以下になります。
Digital Contents Creation:11030
Photo Editing Score:13493
Rendering and Visualization Score:13646
Video Editing Score:7290
Blackmagic RAW Speed TestではGALLERIA XL7C-R45-5のRAW編集の対応レベルを計測してみると、CPUは画質設定次第で8K50Pまで対応、8K60Pが厳しいとのこと。
フレームレートが30P以下であれば8Kでも問題なく編集できそうです。GPUは画質設定次第で8K50Pまで対応するようです。
また、GALLERIA XL7C-R45-5の起動ディスク M.2 SSD Gen4をCrystalDiskMark 8.0で計測してみるとシーケンシャルリード(読み込み速度)6,593MB/sで、シーケンシャルライト(書き込み速度)が4,989MB/s。
ランダムリードが464K、ランダムライトが400Kとなっています。
このスコアはSSDの残り容量が減るほど低下しますが、撮影データをほかのディスクに保存して動画編集すれば起動ディスクの性能を最大限発揮できます。
GALLERIA XL7C-R45-5の液晶ディスプレイとwebカメラ
GALLERIA XL7C-R45-5の液晶モニターは15.6インチのWQHD(2560×1440)液晶です。
ノングレア(非光沢)で映り込みはほとんどなく、長時間使用しても目が疲れにくい仕様になっています。
sRGBカバー率は99%の色域で画像編集にも最適。
GALLERIA XL7C-R45-5の液晶ディスプレイは上部9mm、左右6.5mmのベゼルがかなり狭く中央にウェブカメラを搭載しています。
液晶モニターはsRGBカバー率が約99%の色域でリフレッシュレートは165Hzと40Hzの2択。写真編集や動画編集はもちろんゲームにも最適な仕様となっています。
GALLERIA XL7C-R45-5のインターフェース
GALLERIA XL7C-R45-5の接続端子は左側にUSB Type A(USB2.0)が一つ、備わっております。
その他ケンジントンロックやヘッドホン出力端子・マイク入力端子(3.5mmジャック)があります。
GALLERIA XL7C-R45-5の右側にはUSB Type A(USB3.2 Gen1)が2ポート、SDカードスロット(SD/SDHC/SDXC, UHS-I)があります。
背面にはminiDisplayポートが1ポート、USB3.2 Gen2 Type-Cが1ポート、HDMI端子、LAN(1.0Gbイーサーネット)、そして電源が1ポートずつあります。
厚さは接地面から計測すると、最薄部(前面)で22mm、最厚部で29mmとなります。
GALLERIA XL7C-R45-5のキーボード操作性
GALLERIA XL7C-R45-5のキーボードはJIS規格準拠の日本語配列キーボードで、LEDバックライトが点灯します。
GALLERIAシリーズの15.6インチノートPCはテンキーを搭載しているので、AfterEffectsで数値入力の機会が多い場合はテンキーがあるほうが断然編集作業が捗ります。
キーストロークは1mm程で打ちやすいですよ。
GALLERIA XL7C-R45-5で動画編集の検証 -GoPro-
ここではGoPro Hero 12の撮影データで動画編集を検証します。
GoPro Hero 12はフルHD・2.7K・4K(UHD)・5.3Kの解像度で撮影でき、bit深度は10bit(4:2:0)になりました。
旧モデルから画質が大幅に向上し、ある程度のカラーグレーディングにも対応できる動画データを収録できるようになっています。
使用した映像データ
✅GoPro Hero 12 4K120P動画編集(3840×2160 119.88P HEVC 420 10bit)AC電源なし
✅GoPro Hero 12 5.3K60P動画編集(5312×2988 29.97p HEVC 420 10bit)AC電源なし
✅GoPro Hero 12 5.3K60P動画編集(5312×2988 59.94p HEVC 420 10bit)AC電源あり
GoProは更新するたびに高解像・高フレームレートに舵を切っています。
このためパソコンへの負担はかなり大きくなっておりますので、GoPro Hero 12の撮影データをパソコンで動画編集するには高いスペックのパソコンが必要になるはずです。
今回の検証ではデータをすべてCドライブに保存してPremiere Proで動画編集をします。
環境設定 ⇒ メディア ⇒「H.264/HEVC ハードウェアによる高速デコーディング」にチェック、「Intel」と「Nvidia」にもチェックが入っていることを確認します。
またPremiere Proのプログラムモニターは常時「フル画質」を設定しています。
今回はPCのパフォーマンスが落ちるACアダプターを使用しない状態での動画編集もあわせて検証しています。
GoPro Hero 12 4K120P AC電源なし
GALLERIA XL7C-R45-5でGoPro Hero 12の4K(UHD)120Pのデータで動画編集(カット編集・カラーグレーディング)を試みます。
4K120Pは4K30Pのシーケンスにクリップを乗せて、最大4倍のスローモーションがコマ落ちなく作れます。
編集中のCPU使用率は9%前後で推移し、内蔵GPU(インテル Iris Xeグラフィックス)の使用率は30%、GPU(GeForce RTX 4050 Laptop GPU)の使用率は42%前後を安定して推移します。
メモリの消費量は16GBメモリーのうち、10.8GB(69%)消費しておりまだ余裕があります。
3分30秒のシーケンスを最初から最後まで再生したときに発生したコマ落ちは650フレームとなりました。
GALLERIA XL7C-R45-5でGoPro Hero12の4K120Pの動画編集はAC電源なしでも問題なく出来るでしょう。
GoPro Hero 12 5.3K60P AC電源なし
次にGoPro Hero 12の5.3K60Pを使って動画編集します。ACアダプターなしで運用します。
CPUの使用率は11%前後で推移し、内蔵GPUは29%、GeForce RTX 4050は45%前後を推移します。
3分30秒のシーケンスを再生して発生したコマ落ちフレームは1728フレームとなりました。
カクつきはありますが、やれないことはありません。
ただメモリの消費量が12.2GB(78%)になるので、Premiere Proで設定している上限値を常に超えて推移するので32GBメモリは欲しいところです。
GoPro Hero 12 5.3K60P AC電源あり
最後にGoPro Hero 12の5.3K60Pの素材を使って、AC電源ありの状態で編集してみます。
CPUの使用率は18%で推移し、内蔵GPUは23%前後、GeForce RTX 4050は37%で問題ない値で推移します。
3分30秒のシーケンスを再生して発生したコマ落ちフレームは0フレームとなりました。
GALLERIA XL7C-R45-5はGoPro Hero 12 で撮影できるすべてのデータを、ACアダプターの有無にかかわらず快適に編集可能です。
動画編集では解像度よりもフレームレートの方がネックとなることが多いのですが、色成分を減らした4:2:0 10bitなら高解像度・高フレームレートでも問題になることはないでしょう。
GALLERIA XL7C-R45-5で動画編集の検証 -LUMIX GH6-
それではGALLERIA XL7C-R45-5によるミラーレス一眼カメラの撮影データで動画編集を検証してみます。
カメラはPanasonic LUMIX GH6で撮影します。
4K60P・4K30Pで撮影しています。
それぞれの詳しい記録方式は以下になります。
使用した映像データ
✅LUMIX GH6 4K60P動画編集(MOV LongGOP 4K59.94p 422 10bit 200Mbps HLG)AC電源あり
✅LUMIX GH6 4K30P動画編集(MOV LongGOP 4K29.97p 422 10bit 150Mbps HLG)AC電源なし
Panasonic LUMIX GH6は422 10bitの4K映像が撮れるミラーレス一眼カメラで、GoPro Hero 12と同じ10bitではありますが、4:2:0 10bitよりも色成分が間引かれておらずカラーグレーディングに最適なリッチデータです。
その分パソコンに対する負荷が大きくなりますが、GALLERIA XL7C-R45-5ではどうでしょうか。
今回はPCのパフォーマンスが落ちるACアダプターを使用しない状態での動画編集もあわせて検証しています。
4K60P AC電源あり
まずはGALLERIA XL7C-R45-5で4K60P 422 10bitの動画編集をAC電源ありの状態で実施してみましょう。
LUMIX GH6ではMOV LongGOP 4K60P 422 10bit 150Mbps HLGで撮影できるので、この映像データを使ってカット編集・テロップ・BGMを挿入してみます。
また、合わせてカラーグレーディングを実施します。
タイムラインに調整レイヤーを追加してLumetri カラーで基本補正、クリエイティブを使ってカラーグレーディングを行います。
再生中のCPU使用率は50~80%前後を乱高下し、内蔵GPU(インテル Iris Xe グラフィックス)の使用率は10%前後を推移します。
GeForce RTX 4050は39%前後を推移してします。
メモリの消費量は16GBのうち14.7GB(94%)です。
2分04秒のシーケンスをフル画質設定で最初から最後まで再生して発生するコマ落ちは4106フレームとなりました。
4K60P 422 10bitの1トラックカット編集・カラーグレーディングはAC電源ありの状態でもかなり負荷がかかります。
プレビューではカクつきが発生します。
4K30P AC電源なし
次にLUMIX GH6で撮影した4K(UHD)29.97P 4:2:2 10bit(MOV)の素材を使って編集してみます。
こちらはAC電源なしの状態で運用してみましょう。
CPUの使用率は28%前後の数値で推移し、内蔵GPUは20%前後を推移します。
GeForce RTX 4050は常時64%前後を推移しています。
3分47秒のシーケンスを再生して発生したコマ落ちフレームは4452フレームとなります。
再生時にもカクつきは目立ちますので、エフェクトやカラー調節へと作業を進めていくうちに編集はやりづらくなるでしょう。
GALLERIA XL7C-R45-5はLUMIX GH6の動画編集で、AC電源有の状態で4K30P 422 10bit編集が上限です。
4K60PではAC電源ありの状態でもややスペック不足でシンプルなカット編集にとどまるといったところです。
4K60P⇒4K60P書き出し
次にGALLERIA XL7C-R45-5とPremiere Proで書き出しテストを実施します。
書き出したのはMOV LongGOP 4K59.94p 422 10bit 200Mbps HLGで編集したシーケンスです。
書き出し設定は4K60Pシーケンス(2分04秒)からH.264の4K(UHD 3840×2160)、ターゲットビットレートは50MbpsのVBR 1パス。
ソフトウェアエンコーディングとハードウェアエンコーディングでそれぞれ書き出し時間を計測します。
書き出し時間はそれぞれ以下のようになりました。
4K60P 書き出し(2分04秒の動画)
ソフトウェアエンコーディング | 3分56秒 |
ハードウェアエンコーディング | 2分26秒 |
書き出し時のCPUやGPUの使用率もチェックしてみました。
ソフトウェアエンコーディングではCPUの使用率が100%前後で推移し、内蔵GPUは4%前後で推移します。
GeForce RTX 4050の使用率は常時0%で全く働いていません。
続いてハードウェアエンコーディングではCPUの使用率が66%前後で推移し、内蔵GPUは5%前後、GeForce RTX 4050の使用率は99%前後の高い数値で推移します。
GALLERIA XL7C-R45-5のハードウェアエンコーディングでは内蔵GPUの代わりに、GeForce RTX 4050がしっかりCPUを支援しています。
GALLERIA XL7C-R45-5の4K⇒4K書き出しはハードウェアエンコーディングで動画の尺よりもやや長くかかり、ソフトウェアエンコーディングで尺の2倍ほどかかりました。
ノートパソコンでもこのぐらいの時間で書き出し出来るなら、時間を待てる方はデスクトップPCに移し替えなくてもノートPCだけで完結できるかもしれません。
そしてGALLERIA XL7C-R45-5は複数の液晶ディスプレイへの映像出力時においても安心して使えます。
GALLERIA XL7C-R45-5の液晶ディスプレイはsRGBカバー率が約99%の色域となっており、ノートPC単体で映像品質や色の確認にも十分対応できます。
やはりHDMIポートとDisplayPort(mini)を両方備えているノートパソコンは利便性が高いです。
GALLERIA XL7C-R45-5の短所・長所
GALLERIA XL7C-R45-5はハイパフォーマンスを発揮するインテル Core i7-13700Hと、6GBのビデオメモリを持つGeForce RTX 4050 Laptop GPUの組み合わせで、高画質の映像編集を快適にこなせます。
動画編集を始める方はもちろん、日常はMacのような薄型ノートパソコンを使いつつ、用途に合わせてパワーのあるノートパソコンが欲しい方の2台目のノートパソコンとしても強く推奨できます。
ただ一方、GALLERIA XL7C-R45-5は15.6型ノートでACアダプターと合わせると約2.8kgとなるので、気軽に持ち運びができるノートパソコンとは言えないかもしれません。
ACアダプター単体のサイズが650g近くあり、ミドルクラスの交換レンズ一本分ぐらいに相当します。
GALLERIA XL7C-R45-5は性能が高い分、ACアダプターの重量があるといったところです。
GALLERIA XL7C-R45-5 レビュー まとめ
GALLERIA XL7C-R45-5は4K動画編集も快適に実施できる15.6のノート型パソコンです。
GoPro Hero 12やLUMIX GH6といったVlog撮影で人気の高いカメラで撮影したデータを快適に取り扱うことができる優れた性能です。
やや重量感はありますが、それよりもガッツリ動画編集をこなせる安定したパソコンが欲しいという方に最適です。
ドスパラ直販サイトではGALLERIA XL7C-R45-5に保存用のM.2 SSDを追加できませんが、DIYで簡単に追加できるので、保存容量をアップして高画質のクリエイティブに備えましょう!
GALLERIA XL7C-R45-5
CPU:インテル Core i7-13700Hグラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 4050 6GB
メモリ:16GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe 500GB Gen4
液晶モニター:15.6型フルHDノングレア液晶
174980円(税込)
※9月13日時点の価格です。最新の価格は公式ページをご確認下さい